鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

hush-a-bye /小田切一巳の最高のテナー・サックスソロ

2020年01月07日 | Jazz
 リーダは小田切一巳ではないのですが、小田切一巳のリーダアルバムといいたいくらいです。

 擦り切れるほど聴きました。タイトル曲のhush-a-byeでの小田切一巳のソロ、パーフェクトとはこの演奏を言うのでしょう。一度出たCDも姿を消し、最近再発されましたがまた消え去りそうです。最初のCDもオークションではかなり高値で落札されていました。家にはLP、CDは新旧2枚あります。

 新宿紀伊国屋裏、当時のピット・インの前を通ると昼の部の出演に「小田切一巳4」とよく書かれていたものでした。残念ながらその時聴いていません。あの時聴いていれば、と切に思います。 
 板橋文夫さんとはその後一緒に酒を飲んだこともありましたが、その時小田切一巳のことを聴くのを失念しました。向井滋春もそのころはまだピット・インの昼の部に出演していました。ピット・インは午前の部が11:00より始まり、その後昼の部、夜の部と続き、夜はナベサダ、ヒノテルなど有名どころが出演していました。こちらは貧乏学生なのでもっぱら午前の部を聴いていました。
 日本人のジャズというと鼻であしらうご仁も結構いらっしゃいますけど、一度聴いてほしいですね、いや別に聴いてもらわなくてもいいか。人は人、我は我。


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