鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

御田ケ原、七五三掛、千蛇谷

2020年11月03日 | 鳥海山

千蛇谷について問い合わせがありましたので、ついでながら御田ケ原、七五三掛、千蛇谷のことを書き残しておきます。

 千蛇谷へは七五三掛からおりますが’85年当時すでに当初の千蛇への降り口にはロープが張られ通行禁止になっていました。当初の登山道からもう少し登って千蛇へ降りる道が作られました。その道も年々崩壊し、現在はまたもっと上になっています。そこも崩壊したらもう千蛇へ降りる道はそこより上には作られないでしょう。

 七五三掛への旧道

 これも七五三掛への旧道。

 これより七五三掛への旧道、一番怖いところへ向かいます。

 前にも載せた七五三掛の旧道です。足場パイプで丸太を支持していますがそれ以前は丸太もなかったです。太めの人は通行不能だったかもしれません。

 七五三掛の写真でだいぶ場所をとったので今回はここまで。ついでに未だ通行できた新山~行者岳の道の写真がありました。これも1985年の様子です。

 今は通行禁止なんですね。右上隅、遠くに見える横線は千蛇から新山への道です。

 この鉄梯子を降りた先はのしかかるような岩、足元も尖った溶岩の塊が続きます。落石はしょっちゅうでしょうから立ち入らないことです。いつも言いますけど、自己責任といったって必ず他人を巻き込むのですから自己責任などという言葉はいつ何時でも成り立たない言葉です。


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