(【11月22日 アゴラ】 確かに多すぎるロウソクで誕生日ケーキが燃え上がっています)
【笑えない自虐ネタ】
バイデン大統領は11月20日に81歳となりましたが、多すぎるロウソクで誕生日ケーキが燃え上がっているように見えた・・・という、笑うには深刻な話。
****「パレスチナの子供は誕生日を祝えない」と批判も****
アメリカのバイデン大統領が誕生日に投稿した写真に対して、反響と批判が広がっています。 反響が広がった理由は、誕生日ケーキの見た目のインパクト。
一方で批判が寄せられている。イスラエルの攻撃によって誕生日を祝えない大勢パレスチナの人たちがいることへの憂慮からです。
バイデン大統領は11月20日に81歳となり、アメリカの大統領としての史上最高齢記録の更新を続けています。当日にインスタグラムで、誕生日ケーキを前に笑顔で座っている写真を投稿しました。 投稿を見た人から注目を集めたのはテーブル上の誕生日ケーキ。
大量のろうそくが刺さっており、ケーキ自体が燃え上がっているように見えます。 投稿の中で「146歳の誕生日にもなると、ろうそくのスペースがなくなるみたいだね」と高齢を自虐するジョークを綴りました。 (後略)【11月26日 HUFFPOST】
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高齢についてバイデン氏本人は自虐ネタにしていますが、多くの国民は不安を感じています。
****81歳のバイデン氏、テイラー・スウィフトさんをブリトニー・スピアーズさんと言い間違え…米世論調査で71%「年を取り過ぎている」****
米国のバイデン大統領は20日、81歳の誕生日を迎え、米大統領の最高齢記録を更新した。有権者の間で高齢批判が広がる中、来年の大統領選再選に向けた道のりは険しさを増している。
「60歳になるのは大変なことなんだ」。20日にホワイトハウスで開かれた毎年恒例の感謝祭行事に出席したバイデン氏は、こう冗談を飛ばして笑いを誘った。
2021年1月に78歳で就任したバイデン氏は、退任時に77歳だったレーガン大統領の記録を塗り替え、最高齢を更新し続けている。年初の健康診断で異常は見当たらず、先月には「0泊3日」でイスラエルを往復する強行日程もこなした。
だが、大統領選まで1年を切る中、2期目を全うすれば86歳を迎えるバイデン氏の体力に不安が強まっている。言い間違いや移動時に転倒する姿が度々報じられ、この日も歌手のテイラー・スウィフトさんに言及するところをブリトニー・スピアーズさんと言い間違え、事後に訂正が発表された。
米紙ニューヨーク・タイムズなどが今月実施した世論調査では、71%が大統領としては「年を取り過ぎている」と回答した。共和党の大統領候補指名争いで首位を走るトランプ前大統領(77)との再対決が現実味を帯びる中、3、4歳若いトランプ氏に対しては高齢過ぎるとの回答は39%にとどまる。
大統領選の本選を見据えるトランプ氏は20日、自らの健康状態は「極めて良好」だとする診断書をバイデン氏の誕生日にぶつけて発表した。
トランプ氏が当選しても任期中にはバイデン氏を超えて最高齢を更新する。このためバイデン氏陣営には「選挙戦が本格化すれば年齢は争点ではなくなる」と楽観視する声もある。とはいえ米メディアによると、イメージチェンジを図ろうと、ホワイトハウスでは革靴からより快適な靴に履き替えさせ、バイデン氏の歩行をスムーズに見せる案まで検討されているという。
パレスチナ情勢を巡りイスラエルを擁護するバイデン氏は、民主党の支持層だったイスラム教徒やアラブ系、無党派層が離れ、支持率は急落中だ。トランプ氏に支持率で後れを取る世論調査もあり、一段と厳しい選挙戦が予想されている。【11月21日 読売】
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【トランプ前大統領も高齢ということでは同じ】
高齢はトランプ前大統領も同じですし、バイデン氏ほど話題にはなりませんが、言い間違いの類も多数。
****ドナルド・トランプ、現米大統領が誰かも分からず...堂々と間違えネット爆笑...口にしたのはまさかの「あの人物」*****
<北朝鮮の人口に続き、現職のアメリカ大統領の名前まで言い間違ってネットに笑いの種を提供しているが......>
ドナルド・トランプ前米大統領が、ニューハンプシャー州での選挙運動中に現米大統領の名前を間違えた発言の動画が出回り、ソーシャルメディアで笑いものになっている。ライバル政治家2人からも当てこすられる始末だ。
トランプは来年の大統領選に向けた共和党の候補指名レースの先頭を走っている。ところが11日にニューハンプシャー州クレアモントで行った演説で、現職のアメリカ大統領が誰かを「間違えた」として物議を醸している。ちなみにトランプは、ほんの数日前に北朝鮮の人口を大きく間違えてネットで笑いものになったばかりだ.
トランプはこの演説で、ハンガリーのオルバン・ビクトル首相を話題に出した。かつてオルバンのことを「トルコの指導者」と呼んだことがあるトランプだったが、今回の演説では正しい呼称を使うことができた。問題は、オルバンがしばらく前に「バラク・オバマに」退陣を迫ったと述べたことだ。
トランプは「非常にパワフルな人物」とオルバンを持ち上げたうえでこう述べた。「2週間前にインタビューで『オバマ大統領にアドバイスするとしたら何と言いますか? 世界各地でドンパチが起きていますが』と問われ、オルバン首相はこう答えた。『ごく単純なことだ。即座に辞任すべきだ。そして世界の平和を保ってくれたトランプ大統領に席を譲るべきだ』」
バイデンとともに勘違いのオンパレード
本誌はトランプとバイデンそれぞれの代理人にコメントを求める電子メールを送ったが回答は得られなかった。
一方、現職のバイデンはカマラ・ハリス副大統領とともに再選を目指している。
今回の間違い以外にもトランプは国名を間違えるとか、自分のいる町がどこか分からないとか、言葉の発音を間違えるなどミスを繰り返している。
バイデンとハリスの陣営は、こうしたミスにスポットライトを当てて、メディアがトランプの失敗を報道するよううながしている。メディアではバイデンの高齢問題が取り上げられがちだからだ。
来年の大統領選は77歳のトランプと80歳のバイデンの戦いになる可能性があり、年齢の問題はしばしば取り上げられる話題だ。
両者とも、最近は似たようなミスを繰り返しており、ネットなどで笑いの種にされることが増えている。
トランプは9月、バイデンのことを「認知能力が損なわれている」と言ったそばから、バイデンはアメリカを「第2次世界大戦」に導こうとしていると言ってしまい、笑いものになった。(後略)【11月13日 Newsweek】
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歌手の名前を間違うぐらいならまだしも、現職大統領の名前を間違えるのは・・・・。
誰でもやる言い間違いもさることながら(ただ、頭の中がオバマ時代で止まっている可能性はありますが)、欧米的な自由主義的民主主義価値観に異論を唱え、ロシア・中国のような非自由民主主主義を目指しているとされるハンガリー・オルバン首相を持ち上げる事の方が重大な問題に思えます。
【高齢問題以外でも票を失うバイデン氏】
バイデン大統領に話を戻すと、高齢問題以外に、パレスチナ問題でのイスラエル支持によって、イスラム教徒の支持を失っていること、更に経済問題で支持基盤であった黒人票を失っていることも問題視されています。
“米イスラム団体、バイデン氏にガザ停戦なければ再選不支持と警告”【11月1日 ロイター】
“20年大統領選で約110万人のイスラム教徒が投票した。AP通信の出口調査では、イスラム教徒の64%がバイデン氏に、35%がトランプ前大統領に投票した。”【同上】と数は多くないですが、勝負を決めるスウィング・ステートにあっては無視できない票にもなります。
更に大票田の黒人層の離反となると問題は深刻です。
****黒人票を失うバイデン氏、それが大問題な訳****
景気不安で黒人の民主党離れが進む
米ノースフィラデルフィア在住の黒人女性であるミシェル・スミスさん(46)は、2020年の米大統領選挙で民主党のジョー・バイデン候補(現大統領)に投票した。二つの仕事を掛け持ち、10代の息子3人を育てている自分のような人々を助けてくれると思ったからだ。
それが今では、物価の上昇や家賃の高騰だけでなく、自分が取り残されたような感覚にも見舞われているため、バイデン氏には二度と投票しないと話す。(後略)【11月15日 WSJ】
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【カリフォルニア州のニューサム知事(56) 「影の選挙運動」?】
当然、「誰か他にいないのか?」という話にもなります。
****民主党の次世代へ「バトンを」 再選目指すバイデン氏に突き上げ****
2024年米大統領選の民主党候補指名争いに出馬したフィリップス下院議員(54)を支持する特別政治活動委員会は23日までに、再選を目指すバイデン大統領(81)に「次世代にバトンを渡そう」と促す動画広告を公開した。
民主党の指名獲得が確実視されるバイデン氏だが、高齢への懸念が広がる。フィリップス氏は党内の突き上げ役として世代交代を求める国民の声を代弁し、存在感を高めようとしている。
21日公開の広告は、バイデン氏とトランプ前大統領(77)との再対決になった場合を想定した世論調査で、トランプ氏の支持率が上回った結果を提示。「バイデン氏はバトンを渡す時だ」と訴えた。【11月23日 共同】
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フィリップス下院議員が何者かまったく知りませんが(多分、多くのアメリカ人も)、民主党の「次期大統領候補」として期待されているのはカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)。今回選挙については出馬しないとしていますが、今後の成り行きでは・・・という話も。
****「将来の大統領候補」が国内外でアピール バイデン氏不出馬に備え?****
2024年11月の米大統領選を巡って、民主党で「将来の大統領候補」との期待がある西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)が国内外で存在感をアピールしている。高齢で不人気のジョー・バイデン大統領(80)が出馬を辞退するシナリオに備えて、「影の選挙運動」を展開しているとの見方も出ている。
ニューサム氏は24年大統領選で「ポスト・バイデン」の有力候補と目されてきたが、22年の中間選挙後に「バイデン氏を支持する」と表明。米メディアのインタビューでは、バイデン氏が出馬しない場合でも「立候補しない」としていた。【11月8日 毎日】
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バイデン氏もニューサム知事をかなり意識しているようです。
****バイデン氏が後継指名?=カリフォルニア州知事「大統領になれる」―米****
「彼は何にでもなれる。私がなりたい仕事にも就けるかもしれない」―。西部カリフォルニア州を訪問中のバイデン米大統領(80)が15日夜、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の歓迎行事で、同州のニューサム知事(56)を持ち上げる一幕があった。
ニューサム氏は「バイデン後」の大統領候補と目される民主党ホープの一人。来年の大統領選でバイデン氏の再選を支持しているが、同時に国政課題で州をまたぐ発信も強化している。先月は中国を訪れ、習近平国家主席と異例の面会を果たすなど外交でも存在感を発揮。再選に向け高齢不安を抱えるバイデン氏にとっては、潜在的な「脅威」とも言える。
バイデン氏は同じ行事で、同州選出の上院議員だったハリス副大統領(59)にも言及。ハリス氏も将来の大統領候補と見なされているが、バイデン氏は「彼女は傑出したリーダーだ」と述べるにとどめた。【11月17日 時事】
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【共和党側では評価が高まるニッキー・ヘイリー前国連大使】
一方の共和党はトランプ独走は変わっていませんが、トランプ氏を追う候補として評価が急上昇しているのが、ニッキー・ヘイリー前国連大使です。
****トランプ対抗馬の最右翼、支持率上昇中の共和党候補ニッキー・ヘイリーとは****
<2024年大統領選挙の共和党候補として頭角を現すニッキー・ヘイリー前国連大使。トランプにはまだ差をつけられているが、他の大物政治家を抜いて2位に浮上した>
2024年共和党大統領候補ニッキー・ヘイリー元国連大使の支持率が上昇している。2011年から2017年までサウスカロライナ州知事を務めたヘイリーは、今回の共和党候補者のなかでは穏健派の一人とみられている。全米を二分する中絶の是非についての見解も同様だ。
ヘイリーは自らを「誰はばかることのないプロライフ(人工中絶合法化反対)派」であると公言しながらも、国民は中絶という医療行為を「悪者扱い」するのはやめるべきだと呼びかけ、養子縁組や避妊へのアクセスを推進してきた。(中略)
一方、ヘイリーの広報担当を務めるケン・ファーナソは、24年大統領選挙に関する複数の世論調査で、本選挙においてヘイリーとバイデンの対決を想定した場合、ヘイリーに投票すると答えた人の割合が、バイデンに投票する人をかなり上回っていることを指摘した。その差は、トランプ対バイデン、あるいはフロリダ州のロン・デサンティス知事対バイデンよりもはるかに大きかった。
たとえば11月2日から7日にかけて実施されたマーケット法科大学院の世論調査(サンプル数は全米の成人1010人、誤差は4.2ポイント)において、ヘイリーはバイデンを10ポイントリード(55対45%)したが、トランプがバイデンと対決した場合は4ポイントのリード(52対48%)に過ぎない。デサンティスとバイデンでは2ポイント(51対49%)の僅差だった。
ヘイリーは過去にトランプ政権を称賛してきたが、対中政策などではトランプを批判したこともある。
「私はいつも、トランプはいい時に現れたいい大統領だと言ってきたし、私は彼の政策の多くに賛成してきた」とヘイリーは最近、フォックス・ニュース・サンデーで語った。「問題なのは、トランプを取り巻く騒動と混乱だ。トランプは常に混乱に付きまとわれている。アメリカ人はそれを感じている」
新たな世論調査データによると、トランプ政権下で国連大使を務めていたヘイリーは、トランプが強力なリードを維持する中、ニューハンプシャー州の共和党予備選を予想する調査で2位に急浮上した。
最新の調査でも好調
11月10日から13日にかけてエマーソン大学世論調査/WHDHがニューハンプシャー州の登録有権者917人を対象に実施した世論調査で、今年8月の時点で4%だったヘイリーの支持率は2位の18%に上昇、3位のクリスティー前ニュージャージー州知事(11%)や4位の実業家ビベック・ラマスワミ(8%)に差をつけた。一連の討論会で支持を集めたとみられる。一方、トランプの支持率は49%で、圧倒的トップは8月と変わらない。
さらに、11月に行われたニューヨーク・タイムズ紙/シエナ・カレッジの調査では、アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの6つの主要激戦州において、ヘイリーはバイデンと直接対決した場合、トランプよりも勝利の可能性が高いことが明らかになった。【11月20日 Newsweek】
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国連大使時代の彼女は、トランプ氏に比べたらずいぶん“まし”にも思えました。国際情勢認識についても穏当です。
【選挙戦を攪乱する「第3の候補」】
ただ、結局バイデンvs.トランプになりそうということで、民主・共和2大政党以外からの「第3の候補」を求める声も大きくなっています。
****米大統領選「第3の候補」切望論、本命2人の不人気で****
2024年米大統領選でバイデン大統領とトランプ前大統領の二者択一を迫られそうな事態を前に、多くの米国民は、もっと若くて国を分断しない別の選択肢を切望している。
第3の候補者に巨大な「市場」が開かれ、出馬すれば大きな影響力を持ち得る現状は、民主・共和2大政党のバイデン、トランプ両氏が飛び抜けて不人気だという事実を突きつけている。
米国は現在、経済問題と格闘し、政治は完全に二極化し、米国が支持するイスラエルがパレスチナ自治区ガザを攻撃して物議を醸す中、次世代の指導者を求める声が広がっている。
ギャラップが最近実施した調査では、米国の成人63%が「第3の主要政党が必要」という考えに同意した。共和・民主両党は民意を代弁するという仕事をまともに果たせていない、とみている。この割合は1年前から7ポイント上昇し、ギャラップが最初にこの質問を行った2003年以来で最も高かった。
バイデン、トランプ両氏はいずれも党の予備選で対立候補の挑戦を受けそうだが、結局は大統領候補に選ばれる可能性が高い。バイデン氏は高齢が憂慮され、トランプ氏は数々の刑事訴追を受けているにもかかわらず、だ。
現代の米大統領選で第3の候補が勝利した前例はない。しかし主要政党の候補者から大量の票を奪うことで、非常に大きな役割を果たした事例は数件ある。
1992年の大統領選では、大富豪で実業家のロス・ペロー氏が19%の票を獲得。民主党のビル・クリントン氏が現職のジョージ・H・W・ブッシュ氏を破る要因になったと言って差し支えない。
2000年の大統領選に出馬した政治活動家のラルフ・ネーダー氏は、全体の得票率こそ3%に満たなかったが、フロリダ州で民主党のアル・ゴア候補から十分な票を奪い、同州及び全国で対立候補のジョージ・W・ブッシュ氏を勝利に導いた。
現在、ロイター/イプソスの世論調査を見ると、反ワクチンの陰謀論者で民主党の名門ケネディ家のロバート・ケネディ・ジュニア氏が、バイデン、トランプ両氏との三つどもえ選挙となった場合に20%の票を獲得する可能性がある。ケネディ氏は10月に無所属出馬の意向を表明した。
ケネディ氏を支持する特別政治活動委員会(スーパーPAC)「アメリカの価値2024」は、元トランプ氏支持者を含む富裕な献金者から1700万ドル余りの資金を調達している。【11月24日 ロイター】
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ロバート・ケネディ・ジュニア氏は新型コロナウイルスのワクチンの接種に反対するなど怪しげなところもありますが、ロバート・ケネディ元司法長官の息子で、ケネディ元大統領のおいにあたるという金看板はまだ有効なようです。
彼が当選することはないでしょうからその主張は脇に置くとして、その存在は選挙戦を大きく攪乱します。元民主党員・ケネディ家一員ということで、民主党バイデン氏の票を奪いそうですが、むしろ共和党支持者からの支持が多く、トランプ氏がバイデン氏をリードしているという調査結果が出た勝敗を決めるスウィング・ステートについては、もし三つ巴になるとトランプ氏のリードが大きく減少するという調査もあります。
ケネディ氏のほか、“9日にはウェストバージニア州選出のジョー・マンチン上院議員が、(大統領選への出馬を考えてのことか)来年の上院議員選への再出馬を見送ると明らかにした。同氏は今年に入ってから、第3政党での大統領選出馬をほのめかせていた。公共宗教研究所(PRRI)が行ったこの夏行った世論調査によると、無所属候補者としてマンチン氏は10%の支持率を集めていた。”【11月19日 CNN】といった話も。
こうした「第3の候補」が出てくると、選挙戦はますます不透明になります。
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