そういえば、まだまだ世間は平日なのでした。
商店街内のコーヒー屋で窓際に座り、職場に向かう人々を眺めつつ本日の移動プランを再確認。
賢治の愛した盛岡市内を色々巡っても良いんですけどー、さんさ踊りに合わせてやって来るであろう観光客も多くなるはず。
さっさと移動しちゃおう!
とっととレンタカーに乗り込み、いざ東北自動車道へ!
まず雫石川を越えねば
東北自動車道で二戸方面に向かいます。
貯水タンク?液化ガスタンク?
きっとスイカの名産地なのだろう。
いやはや、この日も朝からぐんぐん気温が上がり、10時台で30℃の表示があったり。
なので早々にPAに立ち寄り、奥中山高原のソフトクリームを所望。
溶け落ちないようにベロンベロン舐めながら、木陰に寄っていくと
残念ながらここから岩手山は拝めず。
自動車道からは見えるので、とりあえずオッケーなんだけど。
走り進むにつれ、だんだんと交通標識にも地域色が出てきました。
奇跡的に撮れた「クマ注意」
意外にかわいいクマが描かれていることに感心。
こんなクマなら遭遇してもこわくない...わけないか。
一旦自動車道から県道に下り、浄法寺に立ち寄りました。
滴生舎
浄法寺うるしは国内生産の7割を占めるそうだ。
端正な漆塗り製品が勢揃いしていました。
漆塗りの作業中もチラ見できますよ。
ピークは過ぎていたものの、東北にはまだまだアジサイが咲いていました。
なんというか、ジャパンだわ~
も一度自動車道に戻り、さらに北上。
軽米にて自動車道の旅終了~
「かるまい」ってどんな意味なんだろうね?
アイヌ語の当て字なのかな?などなど問いかけつつ
本日の目的地を目指します。
岩手県北まで来たのですから、ついでにワタクシ未踏の地 青森県にもちょいと入ってみようではないですか!
呪文のような「三八上北」の三の部分だね
東北で完全未踏の地は秋田県のみになりました!
お昼時だったので青森といえばニンニク、なのでニンニク食堂なるところにてランチ。
(でも暑かったのでサラダうどんにした)
チェックインまで時間があったので、オット氏思い出の宿を探したり
まだあることに感動していたオット氏
川沿いにある温泉から木に登るリスが見えたんだって。
公園にも行ってみました。
馬淵川
ハットにボーダーシャツ
ここも緑がキレイ!
そろそろお宿に向かいましょう。
カシオペアランド?
気にしない、気にしない。
やって来ました。
きん「た」いち、ですのよ
わらしに会えるかな
謎をよんだ宿泊客一覧
感じのよい若女将がお部屋案内などしてくれて、早速温泉に入って一汗流してきました。
湯あたりが柔らかーい
とろけるぅ~
(貸切状態だったので調子に乗って写真を撮った)
外国からの客人も少なからず、とか
おもてなしの一環ですね。
割烹旅館でお楽しみの夕食。
オット氏、誕生日おめでとう!
(ワタクシの誕生日祝いと合わせて、豪華夕食プランにしてくれてました)
短角牛のステーキも美味しかった!
まべちがわで捕れた鮎
すっかり食べてしまった後に女将が札を持ってきたという...
定番の塩焼きも美味しかった~
ビールと南部美人で酔いしれていたオット氏なのでした。
「高校の排球部(バレーボール部)が来てるんですか?手が足りないんじゃないですか?」と訪ねたところから、謎が解けました。
宿泊客一覧にあった「〇〇高校排球部」云々というのは、漫画の話なんですってよー。
少年ジャンプに連載中の「ハイキュー!!」というアニメの作者が隣町の軽米出身だそうで、
いわゆる聖地巡礼(アニオタ特有のやつやね)で此処を訪れる観光客が少なからずだそう。
遠くはポーランドからもアニメファンがやって来たことがあるんだって。
そしてワタクシ達と同日泊予定のChenさんご一行はなんと!
仲良しの女の子二人がここに来たいからとそれぞれの親が付き添ってこの宿に来たらしい。
Cool Japanなのかなんなのか、ワタクシにはわからない...
が、わざわざここまで来てくれるお客様に喜んでもらいたいからと、一部屋丸々「ハイキュー!!」にしてあるとか。
おもてなし、なんですね。
温泉でさっぱり温もって今宵もバタンキューでした。
(入れてあったはずのところにボールペンが無くって探し回ったけど見つけられなくて、でも翌朝ちゃんとあるべきところにあって、
夜中ぱたぱたぱたと廊下を歩く音が聞こえたのは、もしかして座敷童のいたずらだったのかな?)
旅はもう少し続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます