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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

阪神淡路大震災で授かった能力(2)

2012-01-13 | シリーズ「アズミックアート物語」1~20
17年前の今日(1月13日)、突然にその「自動書記」(線描画)は始まった。

それに至るまでの詳細ないきさつは省くが(また後日に紹介予定)、ともかくも猛烈な速さで描き、しかも紙(手元にたまたま置いてあったB5サイズ?落書き帖)を縦にしたり、時には斜めにしたり、ぐるぐる回したりしながら、まさに縦横無尽にどんどんと何枚も描いていった。その中には、絵だけではなく、私には意味不明な文字や数字、記号などが書き込まれたものもあった。

これは一体何なのか?どういうことなのかさっぱりわけがわからないまま、ともかく描けたものは破棄しないで残しておかねばとなぜか強く感じた。描くことをやめようとも思わなかった。それは例えばあくびのように、出るとスッキリするというか、途中で無理矢理止めるとどうしても気持ちが落ち着かなかったからである。

断っておくが、私はそれまで「霊感」などとは全く縁の無い人だった。幼児の頃は、法事にやって来たお坊さんに「坊主帰れ~」と石を投げたこともあるそうで お墓参りなども大嫌いだったし、大人になってからもオカルトや怪談話は苦手で、宗教団体に入ったことも無い。それどころか、若い頃は「結婚するなら二つ、三つ歳上、公務員、義親とは同居しない」などと(自分の容姿は全く棚に上げて)勝手な条件で相手を選んでいたぐらい、現実的なというか、非常に「利己的」で「自己中」な人間だった。

こんなことを書くとこのブログを読んでくれている人は引いてしまうかもしれないが、要するにどこにでもいる「フツーの人」ということが言いたいのである。つまり、決して「選ばれた特別な人 」ではないのです

だからこんなことになって一番びっくりしたのは自分で、その頃何でも相談していたある友人(太極拳を教えていて「気」の判る人)に線描画のコピーを送ってこの話をしたところ、彼女曰く「エネルギーなんか無いよ、コレ。ヒマだからこういう絵を描くのよ」と一刀両断にされ、「描くことを止めるように」とアドバイスされたのである。

誰よりも尊敬していた友人からそう言われて、即日それ以上描くことは止めたが心の中は複雑だった。
(後日この友人とはあることがきっかけで疎遠になり、阪神淡路大震災後、広島に移ってからはまた自然に描くことを再開した)
後年この友人と再会した折にこの話をすると、実にあっけらかんと「そんなこと言った覚えは無い」と彼女は否定し、私は驚いてしまったが、これももしかしたら宇宙の深い導きだったのかもしれない。

下記の絵は、「自動書記」が始まった初期の頃に描いたたくさんの線描画の中の一枚。
後に出遭った「相棒」が構図を拡大して彩色してくれたもの。(題名は『タキ 』)






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