安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ロブ・アフルベーク MISS DEE

2017-04-05 20:27:21 | ピアノ・トリオ

コンビニは、自宅に近いセブンイレブンをよく利用しますが、この季節はローソンに寄ることも多いです。それは、セブンにないローソンの「あまおう苺のサンド」を購入するのが目的です。「あまおう苺のサンド」は、みずみずしい苺とフレッシュなクリームがパンに挟まれていて、甘酸っぱさが魅力でカロリーなど気にしていられないスイーツです(笑)。フレッシュなピアノトリオ。

ROB AGERBEEK (ロブ・アフルベーク)
MISS DEE (LIME TREE 1980年録音)

   

ロブ・アフルベークは、インドネシア生まれでオランダで活躍したピアニストですが、2005年に日本のヴィーナスレーベルから「The Very Thought of You」が出て、日本でも名前が知られるようになりました。これはオランダのLime Treeレーベルから出されたものですが、近年、廉価国内盤で復刻されたので、まさかの復刻で驚いて購入したものです。

メンバーは、ロブ・アフルベーク(p)、ハリー・エメリー(b)、エリック・イネケ(ds)。アフルベークは、アン・バートン(vo)の伴奏やハリー・ヴァーベク(ts)のサイドメンとしても録音があります。リズムの二人は過不足ありませんが、ベースのハリー・エメリーは、ビッグトーンでたまにブーンと音を伸ばすプレイを行っていて特徴があります。

有名ジャズ・オリジナルが収録されていて、曲目とメロディーを覚えるのにも格好のアルバムです。ディジー・ガレスピー作「Birks Works」、トム・マッキントッシュ作「Cup Bearers」、アフルベークの自作「Little Miss Dee」、ハロルド・アーレン作「Out of This Wolrd」、ファン・ティゾール作「Caravan」(キャラバン)、 ビリー・ストレイホーン作「Lush Life」、J・ヴァン・ヒューゼン作「Here's That Rainey Day」、コール・ポーター作「Get Out of Town」の全8曲。

ロブ・アフルベークのピアノ中心に3人が熱くスイングしていて、聴きごたえがあります。お馴染みのメロディが楽しい「Birks Works」ですが、エメリーのベース・ソロも含めて、なかなか重厚な演奏になっています。アフルベークの自作「Little Miss Dee」や「Lush Life」は静かなバラードそのままに演奏していて、彼の異なる一面をみせてくれます。「Out of This Wolrd」では、ピアノ、ベースともに豪快なソロを行っていて、爽快な気分になります。

【ローソンのあまおう苺のサンド】

   

     

 

ローソン長野南千歳店(住所:長野県長野市北石堂町1399‐1)。たまに立ち寄ります。ここで上記のサンドイッチを買いました。