雑誌「& Premium 2025年1月号」は、「カフェと音楽」と題して、エバーグリーンな音楽が流れる、居心地のいい喫茶店57軒を紹介していて、面白そうなので購入しました。「The Jazzcup Cafe Blues」というタイトルのCD。
ALVIN QUEEN (アルヴィン・クイーン)
THE JAZZCUP CAFE BLUES (CELLAR MUSIC 2019年録音)
アルヴィン・クイーン(ds, 1950年生まれ)については、11月30日にピアノトリオ編成による「FEELING GOOD」(その記事へのリンク)を取り上げたばかりですが、カナダのCellar Musicから新作CDが出たので、それも聴いてみました。
メンバーは、アルヴィン・クイーン(ds)、ジェシー・デイヴィス(as)、ダニー・グリセット(p)、デズロン・ダグラス(b)。2曲(3と7)にセザール・グラナドス(パーカッション)が加わります。ライブ録音で、ドイツのプフォルツハイムにあるジャズクラブ「Domicile」で2019年5月に行われています。
(英文表記)Alvin Queen(ds)、Jesse Davis(as)、Danny Grissett(p)、Dezron Douglas(b)、Cesar Grabadis(Percussion)。
曲目は次のとおり。
1 East Harlem Moon (Dezron Douglas)
2 Au Privave (Charlie Parker)
3 Jazzcup Cafe Blues (A. Queen, J.Davis, D. Douglas, D. Grissett)
4 Herd’s Word (Danny Grissett)
5 Blues For Sluggo (Jesse Davis)
6 Detour Ahead (Herb Ellis, Johnny Frigo, Lou Carter)
7 Evening Stroll Through Nyhavn (A. Queen, J.Davis, D. Douglas, D. Grissett)
8 Love You Madly (Duke Ellington)
参加メンバーのオリジナルが5曲、パーカーやエリントン、ジョニー・フーリゴ作の有名ジャズオリジナルが3曲。「Jazzcup Cafe Blues」は、CDなども販売しているコペンハーゲンのカフェ「Jazzcup Cafe」から名前がとられています。アルヴィン・クイーンお気に入りのカフェだそうです。いい店名です!。
アルヴィン・クイーン(ds)が、ニューヨークの第一線のミュージシャンを集めたグループで、イタリア、デンマーク、ドイツを2019年5月にツァーした際に録音されたもの。全体にグルーヴィーで、リーダー以下胸のすくような演奏をしています。「Jazzcup Cafe Blues」は、ファンキーな曲調で、1950~60年代のジャズを髣髴とさせ、「Au Privave」では、ジェシー・デイヴィス(as)とダニー・グリセット(p)のハード・ドライヴィングなプレイに興奮。「Detour Ahead」におけるグリセット(p)の情感豊かなバラード演奏も良かった。
CDのジャケットに掲載されているライブの様子。
CDジャケットの裏面。アルヴィン・クイーンが楽しそうに歩いているので、掲載してみました。
(参考)本作から「The Jazzcup Cafe Blues」が聴けます。
【アルヴィン・クイーン・ホームページ】
【& Premium 2025年1月号】(マガジンハウス)
関連ホームページ:& Premium (アンド プレミアム) – The guide to a better Life
表紙。以下気になった記事です。
(日本全国、いい音楽に浸れるカフェ2024。2020年以降にオープンした13の最新カフェガイド)
13の最新カフェガイドのトップは、東京・桜新町の「Autumn」が挙げられていました。選曲はジャンルを問わず様々で、ソロピアノやポップなネオアコなど。
札幌・北3条西の「Chiba house」。 入店したことがあり、記事をアップしました(その記事へのリンク。)静かなピアノ曲や抒情的なギターの曲がかかっていました。
徳島市金沢の「John」。流れている音楽は、ジャズピアノ、ジャズギター、フォークロック、映画音楽など様々だそうです。
鹿児島市山下町の「LUCK APARTMENT」。かつて市内にあったジャズ喫茶「門」のレコードコレクションとオーディオ設備を引き継いでいるそうです。
宮城県多賀城市の「PARAGONIAN」。一度訪れたことがあり、記事をアップしました(その記事へのリンク)。再訪したいお店です。
(音楽家が愛するあの店、この味)
渋谷区上原の『スマイルス』のナポリタン。ジャズが流れるお店だそうです。
岩手県盛岡市の『羅針盤』の季節のチョコレート菓子。シャンソンをはじめ、ジャズやピアノ曲が流れるそうです。
青森市の『シュトラウス』のアップフェルシュトゥルーデン。ウィーン版のアップルパイのようです。『シュトラウス』は、クラシックが流れているウィーン菓子専門の喫茶室。訪れてみたいお店です。
音楽と美味しい飲み物、食べ物のお店特集でしたが、ジャズ関連のお店もあって、参考になりました。
いまや、飲み物や食べ物がよく無くては、お客様は入らない時代ですし、音楽も心地よくなくては、嫌われるだろうして、なかなか喫茶店経営はたいへんだと、そういう思いもしました。
それにしても、2020年以降でもオープンしているお店があって、バラエティに富んでいて、こういったお店巡りも楽しそうだと、また、どちらか行きたくなっています。
コメントありがとうございます。
今回の& Premiumですが、編集も良くて、楽しめました。いつもは、本屋さんで立ち読みする程度ですが、今回のものは、大変興味深く、役にもたちます。
音楽関連の喫茶店だと、昔は、ジャズ喫茶とか、クラシックの名曲喫茶が主流でしたが、いまや、飲食物が良くて、心地よい音楽が流れていなくては、お客様が入らない時代になっていると、強く感じました。
コメントありがとうございます。
特集JAZZisPOP!!とは、また違ったお店の紹介ですね】
サードプレイスで聴く音楽は、何故かワクワクします♪
昨日、出かけた時に、書店に寄った時、
この& Premium 2026年1月号・・・、
カフェと音楽・・・となっていて、
表紙の雰囲気も良かったので、
きっと素敵なお店が、
掲載されているんだろうな〜と、
気になりました〜。
急いでいたので、ゆっくりと見れませんでしたが、azumino様の記事を拝見しまして、良さそうなので、今度、書店へ行く事あったら、
開いてみたいと思いました〜♪
ティーガーデン