先日、松本市梓川の名古屋珈琲店で、遅い昼食に「チキンと野菜のトマトクリームシチュー」をいただきました。トマトクリーム味のシチューは初めてでしたが、あっさりめの品の良い味でした。品格のある作品。
JEB PATTON (ジェブ・パットン)
WHISPER NOT (FRESH SOUND 2022年録音)
ジェブ・パットン(p, 1974年生)は、ローランド・ハナに師事したピアニストで、お気に入りのミュージシャンです。奥様が日本人ということもあり、度々来日していて、僕は2回彼のライブを聴きました。本作は、2022年にスペインに楽旅した際に録音されたもので、つい最近発売されたものです。
メンバーは、ジェブ・パットン(p)、サンティ・デ・ラ・ルビア(ts)、イグナシ・ゴンザレス(b)、ロジャー・グティエレス(ds)。ジェブ・パットン以外のメンバーは、スペインのミュージシャンです。2022年5月にバルセロナで録音。
(英文表記)Jeb Patton (p)、 Santi de la Rubia (ts)、Ignasi González((b)、 Roger Gutiérrez(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Cheesecake (Dexter Gordon)
2 Whisper Not (Benny Golson)
3 Take the Coltrane (Duke Ellington)
4 Darn That Dream ((Jimmy Van Heusen)
5 My Heart Stood Still (Richard Rodgers)
6 Solar (Miles Daivs)
デクスター・ゴードンの「Cheesecake」やベニー・ゴルソンの「Whisper Not」、デューク・エリントンの「Take the Coltrane」など、決定的な録音がある曲を取り上げていて、どんな風に演奏しているか興味が募ります。
サンティ・デ・ラ・ルビア(ts)を聴くのは初めてでしたが、ゆったりとした乗りで、温かい音色で吹いていて、なかなか良いです。ジェブ・パットン(p)は、それぞれの曲で、シングルラインのソロを弾き、洗練されたプレイを行っています。曲の出だしから引き込まれる「Cheesecake」、豊かな叙情が感じられるバラード「Darn That Dream」、掛け合いがちょっとスリリングな「Take the Coltrane」、パットン(p)の乗りの良いソロが聴ける「My Heart Stood Still」など、買って良かったCD。
ライナーノート内側にある、録音時の写真。
【ジェブ・パットン・ホームページ】
Jazz Pianist | Jeb Patton | New York
スケジュールも記載された詳しいホームページで、このアルバムのものではありませんが、音源も掲載されています。
(参考)【一恵・パットン・ブログ】
奥様の一恵・パットンさんのブログです。日本語で書かれていて、昨年の日本ツァーの様子などを掲載されています。
【ジェブ・パットンのアルバムに関する拙ブログ記事へのリンク】
ジェブ・パットン「SONGS OF THE SAXOPHONE」
他にもありますが、新しめな2作品に関する記事です。
【名古屋珈琲店】
住所:長野県松本市梓川倭456-1
電話:0263-88-8571
ホームページ:名古屋珈琲店 - 新村/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
看板
外観、入口
シチューのメニュー。寒い日だったので、シチューを食べることにしました。
チキンと野菜のトマトクリームシチューセット
サラダ。ミニですが、コーンがたっぷり。
チキンと野菜のトマトクリームシチュー
チキン、ジャガイモ、マッシュルームなど具材が結構多く入っていました。トマトクリームは軽めで、酸味をそれほど感じません。
パン。柔らかめで、温めてあり、食べやすい。
飲み物は、アメリカン珈琲を注文。今回もご馳走様でした。