安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

光城山の桜と北アルプス風景 (安曇野市)

2017-04-25 20:00:15 | 登山・ハイキング

用事ができてしまい4月24日(月)に仕事を休んだのですが、その空き時間に光城山(安曇野市)へ行ってきました。着いたのは、朝の8時45分ですが、月曜日にもかかわらず駐車場はいっぱいで、誘導にしたがって手前の道路わきに車を停めました。この時期は人気があるのでしょう。

天気がよくて、桜と北アルプスが入った写真を撮ることができました。短い時間でしたが、遊歩道を歩き、北アルプスも見ることができ、いい気分転換になりました。

 

(参考)別の場所からスマホで撮影した光城山の桜の様子。ぼけてはっきりしませんが、概略はわかると思います。

 

 

車を停めた地点付近からの常念岳。

 

 

有明山

 

後立山連峰方面

 

比較的きれいに撮れました。

 

 

桜のトンネルの中を歩いて頂上まで行けます。

 

 

 

(鳥と花)

 

ヒヨドリ。たまたまきてくれました。

 

ヤマブキ。

 

ヤマブキ拡大。

 

これが問題で、どうやら園芸品種の「ヒメツルニチニチソウ」らしいです。遊歩道の脇に植えたら増えたらしく群落を作っていました。自然は自然のままがよいです。

(安曇野市明科押野からの桜と北アルプス)

 

同じ日に、光城山より北寄りの安曇野市明科押野の高台から撮ったものです。


花ひらくフランス風景画展 (長野市 長野県信濃美術館)

2017-04-24 20:08:28 | お出かけ・その他

長野市にある長野県信濃美術館が建て替えに伴い10月1日から休館になります。それに先立つ最後の絵画展の「花ひらくフランス風景画」展が開催されたので、観に行きました。信濃美術館が、有名西洋絵画の企画展を行うのは、滅多になく多分初めてで、これなら入場料を払って行きたくなります。

今後も西洋絵画を中心とした企画展を山梨県立美術館に倣って開催してほしいものです。今回は、シスレーやモネの作品を観られて、嬉しい展示会でした。2017年6月18日まで開催しているので、お近くの方は出かけてもいいかもしれません。

 

パンフレットの表紙。

 

目次です。西洋風景画の歴史をたどるように構成されています。

 

ターナーは、18世紀イギリスの画家で、彼の絵は結構好きです。

 

ウジューヌ・ブーダンの「トリスタン島の眺望、朝」。バルビゾン派と印象派の架け橋の画家といわれるようです。

 

カミーユ・ピサロの「カルーゼル橋の午後」。ピサロは、「羊飼いの女」も展示されていました。

 

クロード・モネの「アムステルダムの港」。モネの作品を展示してあるパリのオランジェリー美術館へ行ったことがありますが、かなうならば再訪してみたいと思いました。

 

林倭衛の「南フランス風景」。彼は、現在の長野県上田市生まれで、信州ゆかりの西洋画家の一人として、絵が展示されていました。信濃美術館の収蔵品です。セザンヌに傾倒していたようで、セザンヌの故郷のエクスを題材としています。

 

山形県山寺にある「山寺後藤美術館」のパンフレット。山寺後藤美術館収蔵品がたくさんきていました。このほか、松岡美術館、ポーラ美術館などの収蔵品が展示されていました。

【長野県立 信濃美術館】

住所:長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
電話:026-232-0052
ホームページ:長野県信濃美術館

 

 駐車場から美術館入り口へ。

 

階段を上がって入り口へ。

 

玄関。

 

玄関を入ったところにあった、ふらんす風景画のポスター。

 

本館に隣接している東山魁夷館。

 

美術館前の公園からの景色。遠くに山桜が咲いています。善光寺は左手になります。


カーティス・カウンス YOU GET MORE BOUNCE

2017-04-23 10:00:55 | ベース・ドラムス

北陸新幹線の車内で配布されているJR西日本のPR誌「西Navi北陸」の2017年4月号は、特集として「富山の曳山行事がおもしろい!」として、「高岡御車山祭」や「魚津たてもん祭り」が紹介されています。北陸地方ばかりでなく、「夜の岡山を満喫」と題して、津山城と美作三湯(温泉)や岡山城と岡山市街の紹介があって、西日本への旅を誘う内容でした。西は、ウエストなので、ウエストコーストジャズを聴きたくなりました。

CURTIS COUNCE (カーティス・カウンス)
YOU GET MORE BOUNCE WITH CURTIS COUNCE! (Contemporary 1956,57年録音)

   

カーティス・カウンス(ベース奏者、1926~63年)が1956年に結成したカルテットは、メンバーが素晴らしく、各人のソロに重きを置いた演奏を行っています。彼は、ウェストコーストで活躍し、この第2作目のアルバムもロサンゼルス録音ですが、ニューヨークのハードバップグループのものだと解されてもおかしくない内容です。

メンバーは、カーティス・カウンス(b)、ジャック・シェルドン(tp)、ハロルド・ランド(ts)、カール・パーキンス(p)、フランク・バトラー(ds)です。ハロルド・ランド(ts)は、1956年までクリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットの一員でしたが、家族の関係で、西海岸に戻っていたので、このグループに参加したものです。

曲は、カウンスのオリジナルが「Complete」と「Counceltation」の2曲、スタンダードが「How Deep is The Ocean」(愛は海よりも)、「Too Close For Comfort」、「Mean to Me」、「Stranger in paradise」、そしてチャーリー・パーカー作「Big Foot」の7曲。カウンスの2曲は、力強いハードバップといっていいものですが、有名スタンダードが取り上げられていて、親しみやすいです。

カウンス(b)のウォ―キング・ベースもよいのですが、ハロルド・ランド(ts)の黒っぽい音色によるグルーヴィーなサックスが光ります。「Mean to Me」では、編曲されたイントロが面白く、カウンスのベースも活躍します。シェルドン(tp)とランド(ts)が、暖かな音色でソロをとる「Stranger in Paradise」は、心地よく西海岸ジャズらしさを感じさせます。「Big Foot」は、テーマが溌剌と奏され、ランド(ts)の細かなフレーズを用いたよく歌うロングソロに始まり、シェルドン、パーキンス、カウンスと全員がソロをとっていて爽快。

【JR西日本のPR誌 西Navi北陸2017年4月号】

   

表紙

   

魚津たてもん祭りの記事

   

津山城や美作三湯(温泉)の紹介

   

岡山城と岡山市内


La gita(ラジータ)(イタリアン 長野市)

2017-04-21 20:48:52 | グルメ

松本市のJR松本駅前にあるイタリアン・レストラン「トレマーニ」で、『長野市にもオーナーが開いたお店の「La gita(ラジータ)」があるので是非行ってみてください』と言われ、職場の近くなので、ランチに行ってきました。場所は、長野駅に近く、一階が焼き鳥屋のビルの2階と3階ですが、ランチは2階だけを使用しているようです。

12時前に入ったのですが、既に数組のお客様が入っていました。僕は、一人だったので、お店の入口に近いカウンター席に座りました。ランチはいくつかのコースからで、前菜付きのパスタコースを頼みました。トレマーニの系列店だけあって、接客がよく、料理も美味しくいただきました。

 

長野駅方面から撮ったところ。1階はとり鉄です。

 

階段を上がって2階、3階がお店です。

 

 

入口近くから奥を見たところ。

 

レタス、ミニトマト、水菜など。やや酸っぱいドレッシングがかかっていますが、よい味です。

 

前菜の盛り合わせ。鶏肉やきのこでした。

 

自家製パン。もちもちしています。

 

 スパゲッティは数種類から選べます。ヤリイカと菜花のスパゲッティにしました。麺の固さもちょうどよく、あっさりとした味で、食が進みました。

 

デザート

 

【La gita(ラジータ)】

住所:長野県長野市鶴賀南千歳町855-1 松沢ビル 2F
電話:026-225-6070
ホームページ:トラットリア ラジータ(食べログの該当ページ)


八十二文化財団主催第307回ロビー・コンサート

2017-04-20 20:04:00 | 演奏会・ライブ

長野県内を地盤とする地銀の八十二銀行が設立母体の公益財団法人「八十二文化財団」は、様々な活動をしていますが、八十二別館1階ロビーにおいて毎月ロビーコンサートを開催しています。今回で307回目となり、20年以上にわたり続いているコンサートです。出演者は、長野県内で音楽活動や音楽教育に携わっている人や、長野県出身の演奏家が主です。

   

前にも何回か行ったことはありますが、今回、クラリネットでバッハの無伴奏チェロ組曲第1番を演奏するというので、それを聴きたくて行ってきました。出演は小平真司(クラリネット)さんと桜井未来(ピアノ)さんで、ともに佐久市を拠点に演奏活動や指導に当たっている方です。

 

   

(曲 目)

エルガ― / 愛のあいさつ
メサジュ / コンクールの独奏曲
バッハ / 無伴奏チェロ組曲第1番 (プレリュード・アルマンド・クーラント・サラバンド・メヌエット・ジーグ)

ヴァネル / ペレグの踊り
モンティ / チャールダーシュ
ホルスト / ジュピター(アンコール曲)

(感 想)

銀行を取り巻く環境は厳しさを増していますが、このロビーコンサートは、入場料無料で聴く人にとっても、また演奏発表の場がもてるので出演する方にも、たいへんよい催しなので、この先もずっと続けてほしいものです。演奏時間が約1時間というのもちょうどいい長さです。

クラリネットの小平真司さんは、国立音大出身で、オーケストラとの共演もあり、自ら企画したコンサートを長野や東京で開いています。課題曲としても用いられ技巧が要求されるメサジュ作曲「コンクールの独奏曲」やメランコリックなハンガリーのヴァネル作曲「ぺレグの踊り」は、低音の豊かな響きが聴けて、印象に残りました。

バッハの無伴奏チェロ組曲第1番は、クラリネットが吹く旋律を追いかけることはできましたが、やはりチェロで聴きたくなる曲でした。聴く方も聴きなれていることもあって、異なる楽器で有名曲をやるのはたいへんなことだと思いました。ピアノの桜井さんは、アップテンポの曲もきっちり合わせていて、よい伴奏でした。

毎月1回、このコンサートがあるので、興味を惹く内容のものがあれば、また聴きに行くつもりです。主催の八十二文化財団に感謝しながら帰途につきました。

【八十二文化財団】

ホームページ:82Bunka

 

八十二銀行本店。JR長野駅から歩いて5~6分くらいです。左手奥が別館で、ロビーコンサートが開催される場所です。

 

別館入り口

 

開演前のホールの様子。ピアノの調律をしているところです。早く着いたのでまだ空いていますが、このあとお客様がぞくぞくお見えになり、観客は50~60人くらいでした。