日曜夕方のお楽しみ、と言えば我が家の場合はサザエさん。
未だに携帯電話も出てきませんが、サザエさんもカツオくんも自転車に乗ったところを見たことがない、と思いません?あれだけ活発なきょうだいだから、乗れないはずはないと思う
けれど。
マスオさんが仕事をしている場面では、今では必需品のパソコンがなかったり。THE昭和が売りなんだもの、なくて当然とは思うものの、いつまで続くのかな~なんてちょっと気になります。
ちびまる子ちゃんの声優、TARAKOさんが急逝したときもそうでしたけど、サザエさんの声を担当する加藤みどりさんは現在84歳、って驚き!じゃありませんか。
あの声でなじんでいるので、もし交代となったらどうなんでしょうね。私は未だに今のドラえもんの声になじめないんですが、今考えると一気に声優さんを交代させたのは英断だったの
かもしれませんね。
今日書きたかったのは実はサザエさんのことではなく、その裏番組。
日曜の午後6時台のEテレでは、私の好きなタイプの番組が放送されることが多いです。なので必ず何が放送されるかチェックしています。面白そうだと録画予約。
その時間帯は夕食作りなどでゆっくり観られることはあまりないので、日を改めて視聴。
今月に入ってちょうどサザエさんが放送される時間に、新しい番組が始まりました。「パリ」という文字に目がとまり、いいかもと録画したら当たり。
番組タイトルは「Mamikoのパリ・デュアルライフ」。エッセイストの井筒麻三子さんのパリでの暮らしぶりを紹介するもの。
井筒さんはVlogをYouTubeで公開しているそうですが、私はそちらは一度も見たことがありません。あまり動画って見ないんです。特に長いものは苦手で、孫の共有アルバムの
動画も1分以上だと「長い」と思って途中でやめてしまうほど。ま、単にせっかちなだけなんですが。
逆に動画を一度も見たことがなかったので、その番組は新鮮な気持ちで観ることが出来たのではないかと思います。
若い頃はイタリアやフランスなど、ヨーロッパの国々に行ってみたい!と強く憧れを持っていました。が外国どころか北海道すらまだ行けてないのが現実。
長期の旅行が簡単に出来ないのが鳩飼いの妻の宿命だなと、こういうときは相方と結婚したことを呪いたくなる。
自分だけでツアーに参加して、というのも義父母と同居していると遠慮してなかなか出来なくて。だいたい知らない人たちとどこかへ行く、しかも数日間一緒というのは今も昔も
私の性格ではとても無理。今では長時間飛行機に乗るのすら嫌だと思ってしまうもの。
おっと、話が逸れてしまったぞ。
番組に話を戻すと、パリの街はもちろん、旅行者ではなくパリに住んでいる人の暮らしぶりが見られて、なかなか楽しい。それに井筒さんの「素」の雰囲気もとても好印象。
それにデュアルライフ、つまり二拠点生活しようとしているところなど特に興味津々で。先日2回目の放送ではセカンドハウス探しも紹介されていたけれど、物件探しはなかなか
大変そう。それでもフランスの田舎も素敵でいいなとも思いました。
初回の放送の録画を観た数日後だったか、なにかいいおすすめの本はないかなとAmazonを見ていると、あれ?これってもしかしてもしかする?と思ったのがこの本。
なんだ、番組のものではないけど、本出ているんだ。しかも初版は去年の4月。
これまでおすすめに出たことあったかな?他の外国関係の本もいろいろあったけど、これは初めて見たような。
一年前の本ではあるけれど、サンプルを見るとなかなかよさそうな感じがしたし、番組を観てすぐ出合うなんてなんだか引き寄せ効果みたいな気がしたのでお買い上げ。
しかも中古で「ほぼ新品」のものがあったのでそれにしました。井筒さんの印税アップにはつながらなくてごめんなさいだけど、本当に「ほぼ」の字を抜いてもいいくらいのよい
状態の本で、思わずニヤニヤしちゃいましたね。
レビューには「文が多い」なんて書いている人がいましたが、エッセイストに対してそれはないだろ~?と思いました。私は文が多いほうが嬉しい活字中毒。それよりも文章の
途中で見開きの写真ページがあって読みが中断されるほうが、ちょっとイラつきます。写真だけ後でまとめればいいんじゃないのか?と編集にクレームつけたくなりました。こういう
編集ってわりと多いんですが、紙面の関係上どうしてもそうせざるを得ない場合を除いてはやめてほしいな。井筒さんのパートナーが写真家なので、写真が多いのは構わないんですけど。
日本も外国人観光客が多くなって、日本のことを好意的に思ってくれる人が多いことはとても嬉しいし、番組や本でパリの街の様子を見ると昔好きだった気持ちが蘇る感じがします。
番組の3回目は今日の時点ではまだいつになるかわかりませんが、見逃さないようにしなくては。次回も楽しみです。