この写真、今から10年前の今頃の写真です。中央に写っているのが相方。相方の奥に写っている木々はぐっと成長して景色が変わっています。
当時は周りの田んぼで稲作が行われていましたが、今ではぐっと数が減って休耕地ばかりになってしまいました。
昨日は畑から帰ってすぐ、山のような洗濯物を2回に分けて洗濯、って言ってもするのは洗濯機だけど。そしてごはんの支度などの家事に追われて、今朝ようやく
パソコンを起動させたら、画面下のちらつきがひどくなっていました。
まだ一番下のタスクバーの部分だけではあるのだけれど、結構気になります。少し前に一時落ち着いたと思われたときもあったんですけどね。今日また対処法を
探りたいと思っていますが、面倒なのはイヤだな。
今回の畑は道中事故にも渋滞にも遭遇せず、4連休最終日だった往きの時もスムーズに走ることが出来ました。雨も全くなし。
私たちが出かけた2日前の金曜には、それはものすごい雷雨だったそうで、お隣の家は停電したんだそうですが、もう一方のお隣は電気がついていたそうです。
そういうのって、どんな加減でそうなるんでしょうね。とにかく雷が大の苦手の私、そんなときに滞在していたら発狂していたかもしれません。
そんな話を相方がお隣から聞いて私に伝えていたとき、ちょうど彼はトイレで用を足していたところだったのですが、「あれ?」というので見ると、ボタンを
押しても流れない。
畑の家のトイレはレバーではなく、壁にとりつけたパネルのボタンを押して流すタイプ(災害時に困るやつ)。確かに押してもうんともすんとも反応なし。
よくよく見ると、トイレのタンクにいつも点灯しているランプが全部消えていました。冷蔵庫など他の電気には問題がなく、ブレーカーも落ちていません。なぜだ?
そこでよくよく辺りを見ると、トイレのコンセントのところに見慣れぬランプが点いていました。そこでそのランプ近くにあったボタンを押すと、そのランプは
消えて、代わりにタンクのランプが点灯。で、無事流すことが出来ました。やれやれ~。
おそらくこれも雷の影響だったんでしょうね。
仮に家中停電になってしまったとしても、冷蔵庫の中にはさほどのものは入っていないので実害はあまりないのですが、トイレが流せないのは本当に困ります。
せめてレバー式のに替えたいな・・・・・・
さて、いつも相方と話すのですが、畑も始めた頃に比べると温暖化でどんどん暑くなっています。夜も自宅よりは涼しいけれど、日中温まった室内がなかなか
冷めてくれなくて。
都会の暑さにこりごりして、いずれは完全移住も、と考えて田舎に最低限の家を建てたというのに、これでは本末転倒と言えそう。
それでも畑の家に来るのは楽しいとは思うんです。
私にとって畑の家に来ることは、最初のうちは義父母との長い同居生活で溜まったストレスを発散出来る場所として、義母の認知症が進んできたときには
その逃げ場としての意味合いが大きかったわけですが、義母が施設に入所した今でも、畑の家に来ると街にはない鳥の声などに癒されます。
だいたいセミの鳴き声だって、けたたましいクマゼミじゃなくて、ニイニイゼミとかヒグラシとか、せいぜいアブラゼミ。もちろん夏の終わりにはツクツク
ホウシも。
目にする昆虫の数はもちろん種類も豊富。知らない虫たちにどれだけ遭遇したことか。もっともハチやヘビなど、遭遇したくないものもありますが。
今のように、都会と田舎との二拠点を行き来する暮らしが、それぞれの良さをより実感出来る点で私たちに合っているように思います。
昨日も相方と話していたんです。もし今の畑を買わなかったら、私たちは今頃どうしていただろうかって。畑がやりたくて仕方ない相方のことだから、きっと
諦めずずっと探し続けたに違いないし、もしかしたら今の畑よりもう少し自宅に近い場所で見つかったかもしれない。
でも、夏の暑さや冬の寒さ、そして草との終わりなき闘いがあっても、今のところこの畑を手にしたことに対しての後悔はふたりともありません。
ただ、これは私だけの考えですが、もし畑仕事が体力的に無理になったり、相方か私のどちらか一方が先立ったりした場合には、畑の土地は村にお返ししようと
思っています。
子どもたちのどちらかに後を頼むのは、あまりにも私たちの身勝手だと思いますのでね。
田舎とは言ってもそれほど不便ではないのですが、ただでさえ低い地価は買った当初より下がっています。近くで新築される家もありますが、町なかほど
ではありません。売ろうと思っても簡単に売れるものではないのです。持っているだけでわずかなれども税金だってかかります。
そうした先の諸々の面倒くさいことを考えるとかなり気分が滅入ってしまうわけですが、こうする、という方向性だけでも決めておくのは悪くないと思います。
その時になったら考える、と先延ばしにするのは簡単ですが、いざその時になったら頭と気持ちが大混乱するのは目に見えていますので。