天候不良のためベーシックの練習は18時からの合同練のみになりました。
クラブの様に雨天でもやってやれない事はないんですがそうすると多分子ども達の前に4時間近く雨ざらしにされる自分達が体調を崩すような気がして現状雨天時は練習会を中止にしてます。
ぎりぎりまで雨雲の動きを確認してできるかぎり練習会は実施するつもりなのでご容赦ください。
さてクラス編成を変えて一ヶ月が経ちました。
皆さんのご理解もあり、大きな混乱もなく成功だったと思っています。
特に16,17時クラスは4月以降に入った子が中心になり自分たちの目指していた形になっていると思います。
やらせたい練習ができているし、ある程度の距離を走らせる事もできています。
逆に言えば課題は18時クラスに持ち越されてます。
ここにきてクラブとベーシックを両立している子に怪我人が多いのが気になっています。
朝練に参加している子も多く、駅伝メンバーはこれからまた一段と強度が上がるのでオーバーワークなんじゃないかという不安は消えず、正直あまり走らせたくありません。
その一方18時クラスにはベーシックのみの子もいるのでその子達にはたくさん走らせてあげたいです。
相反する二つの理念を一つのクラスでやろうとしているので難しいなと感じる事も多いです。
雨天時の事も含めて結局はやる場所がネックなんですよね。
僕がジュニアコーチの資格取れば来年以降6~9月は月水金に練習会をしてもいいんですけどそれだけでは根本的な解決にはならないような。
ただ単純に全力で走れて、ボールを思いっきり投げれる場所があれば万事解決なんですけどそれがとっても難しいんです。
日本SAQ協会のレベル1認定セミナー受講してきました。
http://www.nisaq.com/
ラダーやミニハなどはベーシックの練習の根幹になっているので勉強の一環として資格の取得を決めました。
午前中は講義で午後から実習。
今回のテーマはクイックネス(動きだしから1~3歩まで素早く動く能力)、そしてスピード(前方への移動の速さ)。
様々なスポーツに対応しているので陸上競技にはない横や後ろの動き、そして相手の動きへの反応などもありました。
ベーシックの練習にも通じている所があり自分達が目指している方向性は間違っていないなと思いました。
実技でやった事は運動をふだんしない子を対象に考えられたプログラムだったので正直普段のベーシックの練習の方がレベルが高いと感じましたが説明の仕方など参考にする部分はたくさんありました。
資格認定には4回の受講が必要なんですがなかなか日程の都合が合わず時間はかかりそうです。
ジュニアコーチの講習も始まるし、とにかく今は色んな事を吸収していきたい。
その中でベーシック独自のメニューが組み立てていければと思います。
JAAFジュニアコーチ講習の日程が届きました。
学校の時間割が↑だったら嬉しいかも
さらに明日も横浜で9:30~16時までトレーニングの講習です。
駅伝直前のこの時期に土日の練習出れないのは本当に心苦しいのですがしっかり勉強してきてJACに還元しようと思います。
さてジュニアコーチの共通科目の課題をやって感じたことは今までやってきたことも無駄じゃなかったという事。
僕は大学で動物看護を専攻したのですが周りは本当に動物が好きでたまらない人たちばかり。
この中では自分はやっていけないと早々に感じ、自分が何をすべきなのか悩んだ時期もありました。
でもこの時期に勉強した栄養学や薬理学や生理学の基礎部分は人間も動物も変わらないのでスポーツ指導者のテキストの中に出てくるこういった専門用語にもあまり抵抗感がありません。
そしてなにより動物トレーニングの実習をしているので陽性強化…つまり褒めて伸ばすを僕は徹底的にたたき込まれています。
言葉の通じない動物を相手にする上でこれはなにより大切な事でした。
こういう経験をしているので言葉が通じる子どもの指導なんて楽勝と思ってましたが…。
実習で相手にしたよくしつけられた犬と小学生を比べてどっちがお利口さんと感じるかというと…。
ま、それはさておき星の数ほどいるスポーツ指導者の中で動物トレーニングを専門に勉強してた人なんてほとんどいないでしょう。
僕が指導者になる上でこれが大きなアドバンテージになると信じています。
トラックシーズンが終わったので小学生の主要な大会の記録をまとめてみました。
ひたすら記録を確認して打ち込むだけですが半日ほどかかりました。
でもこういう地道な作業が嫌いではないです。
この辺がマラソン向きの性格なのかも。
結構いい感じにまとめられたんで欲しい人は練習の時に声かけて下さい。
独断と偏見で選ぶ今シーズンのMVPは男子はNコウキの60Hの12秒00(10/6チャレンジカップ)。
女子はミキの60mの9秒48(10/6チャレンジカップ)。
この記録は来年以降下の学年にとっていい目標になると思います。
また記録を横に並べる事で新たな発見がたくさんありました。
800mで頑張ったのはナギサ。
3分02秒42(4/30江戸川オープン)→2分49秒45(9/22江戸川秋季)で10秒以上短縮しました。
それに大会に出るたびに少しずつ記録を更新しています。
短距離ではルカが60mで11秒75(7/1全国小学生予選)→11秒19(10/6チャレンジカップ)と大きく記録を伸ばしています。
他にも記録が伸びている子はたくさんいます。
大会に出ると順位とか誰に勝ったかを気にしちゃいますが大事なのはまず自分自身に勝つ事。
自分も上位の子ばかりについ目がいきがちなんですけどこんな風に隠れてしまいがちなみんなの頑張りをたくさん見つけてあげたいです。
先週末はジュニアオリンピックでした。
クラブからはシュンが千葉県代表でC男子1500mにそして小学生時代一緒に練習してきたヒカリが岡山県代表でC女子800mに出場しました。
この二人を含めたこの学年とはつい半年前まで一緒に練習していたのですがコーチにとって中学生の06年組がそうであるように僕にとって小学生の11年組にはやはり特別な思い入れがあります。
まずなによりとにかく強かった。
毎回手加減なしの本気の練習でした。
小学生駅伝やクラブ記録が続発した最後の1000TTなど思い出は尽きません。
ヒカリの走りには本当に何度も心を動かされました。
駅伝はもちろん普段の練習からも意識の高さを感じました。
全国大会で活躍できる選手と一緒に練習できた事は僕にとってなによりの宝物です。
そして土曜の練習には弟のユウトが来てくれました。
久々に一緒に走りましたがその11年組の走りを彷彿するほど強くなっていました。
ユウトで印象に残ってるのはクラブに入ったばかりの子や体験に来てくれた子にいつも真っ先に話し掛けてくれていた事です。
クラブに速い子は何人もいますがそうやってクラブ自体を引っ張っていける選手はそうはいません。
この二人に出会っていなかったら指導者の道に進んでいたかどうかわからないといっても過言ではありません。
二人みたいな心を動かされる選手に出会いたいと思ったし、陸上競技に関わり同じ目標を目指し続ける事で二人といつまでも仲間でいられたらと思っています。