『古い脳』 『動物脳』とも呼ばれる大脳辺縁系の発達では、人間 とその他の動物(ほ乳類)の間に大差はないと言われる。
犬や猫を飼えばその中に喜び、愛着、不安など人間と同様の感情 の発達、同情・いたわり等の情動行動を見る事ができるだろう。
即ち彼らは人類の小さな兄弟たちと呼ぶ事もできる。
少なくとも生物学上は人間はチンパンジーの仲間で構造上も僅 かな違いしか持っていない。人間だけが霊魂を持つ特別な存在 だとはどうして言えるだろう。
また生命の『創造者』(もしくは神)の側から見て 動物を所有する人間が動物を大切にしないのなら 人間を所有する神も人間を大切にしない これも地上を支配してきたルールの一つといえる。
外国の干渉がなければ300年以上続いたかもしれない江戸時代 の平和と昭和に出来て数十年で崩れ去った現代の平和の差が そこにある。
"人命尊重"の社会を築きたければ人と動物が共生したよりよい 社会を目指して行くことも人類の重要な課題となるようである。
動物を打ち殺す者は、いのちにはいのちを 償われなければならない。(レビ記:24)
画像提供 アニマルフォト
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