ＮＨＫ朝ドラ 視聴率だんだん低迷 関心薄れ脚本力も低下？

ＮＨＫ朝ドラ　視聴率だんだん低迷　関心薄れ脚本力も低下？(産経新聞) - goo ニュース

今回のNHK朝ドラ「だんだん」の視聴率低迷は、多チャンネル化した視聴者の分散ではなく「脚本」に問題があると思われる。
多チャンネル化したことによる視聴者の分散は、NHKにおいては民放とは異なり同一番組の視聴率統合評価が可能であることから言い逃れに過ぎないことだと指摘できる。
特に最近ではデジタル放送化され地上波・衛星放送ともに受信世帯の状況がリアルタイムに把握することも可能となってきた。
そのようなことからも「脚本」については視聴率低下の原因が指摘できるものだろう。
私の個人的な意見としても、「だんだん」の放送を楽しみにしていたところだったが、第一週の放送分だけでも先の展開が見えてしまうような印象を受け、さらに第二週放送分で今後の展開の確信を得られるようなものであったことが残念だった。
つまり、双子の女優を起用したことでドラマの登場人物である「双子」の出生や生活環境に関わる部分などが容易に想像できたところに問題があったと言える。
今回のドラマでは「双子」という設定にとらわれず、「姉妹」という設定にした上で主人公である「姉妹」をクローズアップするためにも「双子」の女優を起用するという設定で良かったのではないだろうか。
また、タイトルにもなっている「だんだん」であるが、島根県においてはドラマ中に多用されるほど頻繁に使われることが最近では日常的ではないということも不自然さを思わせるところである。

だんだん