昨日夕刻、オレンジ色の大きな月がありました。
木々や電線が邪魔をしてる。
場所を移動するけど、このままの月が撮りたい。。( ̄ー ̄;
あの青い満月とは違って、温かい月です。
太陽と入れ違いで東の空に月が昇る。
家路を急ぐ車、電車、自転車。道行く人。
ギターの音がする。
いつもの曲。
エンジンの音がする。
いつもの車の。
やがて、その曲も、遠くからでも分るエンジンの音も、聞こえなくなる。
ひとつ・・
またひとつ・・
消えていく。
あの窓からも、玄関の外灯も消えていく。
真上に月が昇りきって、夜がやってくる。
静かな静かな、息遣いだけが聞こえる。
思うは、今日笑ったこと?
考えるのは、明日の計画?
ベッドの中に沈む身体。
自分の体温が自分を温める。
コトリとも音がしない漆黒の夜。
それでも、地球の裏側では、喜び・泣き・怒り・踊る。
地球の全てが眠ることはない。
どこかで、誰かが。
どこかの、誰かが、目を覚ましている。
そして、私の今日。
また日は昇る。
※ 自然災害に合われた皆さんに、心だけ・・・