7月17日朝8時45分に、川汲温泉旅館を発つ。
連続ランの3日目。そしていままでで最長の49.5kmを、18時33分までに森駅に着かなければ、予約してある特急北斗19号に間に合わない。ひたすら走るのみ。
道路は狭い歩道がはじめはあったが、しばらくして路側帯の走行に。ときどき歩道ありの状況にもなる。
昼食は、間欠泉で有名な鹿部温泉のコンビニで少し贅沢なものを買う。
おそらく初めてのソフトクリームと栄養ドリンク。そしておにぎりに肉もののおかづを付ける。なにせ長距離だ。エネルギーが枯渇しては間に合わない。
という状況で霧の中を走るが、霧がはれたときに、左手(西側)に駒ケ岳が目に入る。
大沼からの景色は絵葉書でよく見るが、こちら側もいい風景だ。
足は何とか持っている。エネルギーも枯渇せず。17時15分に、森駅に無事到着する。
走行距離49.5km。(累計708km。ようやく道内一周の4分の1をクリア)
カニ飯とビールを駅売店で購入し、予定の特急で帰札する。
①ここまでは順調だった、が、乗車後3時間ほどで妻からのメール。昨日退院し施設に戻ったオヤジが呼吸困難となり救急車で病院に搬送されたとのこと。札幌駅到着後小樽行きに飛び乗り、手稲駅からタクシーで搬送先の病院へ。しかし、間に合わなかった。すでに臨終。93歳の大往生だ。合掌。
②その後は、てんてこ舞い。葬儀屋と葬儀日程の調整。遺体の搬送。さらには岩見沢のお寺さんとの調整etc。なにせ1日中走って、汗臭い身体。本来なら搬送した葬儀会場に泊って一晩線香をあげなくてはならないのだが、午前2時過ぎにいったん自宅へ引き揚げさせてもらった。通夜は18日、告別式は19日。孫5人、ひ孫2人を加えた家族葬で弔う。
③しかし、世帯主が死亡したあとは、本当に様々な手続きが必要なことが分かった。ここ10日間で、区役所、岩見沢市役所、銀行、そして入居していた施設の後片付けなど、とりあえずの手続きをなんとか終えた。
写真は278号線沿の海岸線の昆布干しの風景。日高方面の、海岸石畳(干場)のうえで干すのが一般的な昆布干しの風景。しかし、このあたりではプレハブ風建物の中で熱エネルギーを与えて干すところが実に多い。その中でも、この写真は自然乾燥をしていたものです。
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