ニュースで盛んに映っている倉敷市真備町
妹一家が住んでいる地域です
泥水の中に沈む住宅地の中でした
何度か行ってますが、無惨な姿に悲しくなりました
妹たちは早めに避難して幸い無事でしたが
避難所生活をしています
水がひくのを待って家の片付けを手伝いに行きました
今日でとりあえず片付けが一段落したので
少し長くなりますが、記録として綴っておきます
初めて行ったときは現地に近づくにつれ
一変してしまった光景に涙が出ました
泥でぐちゃぐちゃの道
道路脇に積み上げられた家財や電化製品…
(数日後にはこれよりさらに高く積みあがっていました)
妹の家に行くと
どうやら2階の窓の上まで浸かってしまっていたようです
家の中は散乱し、泥だらけ、さらに匂いも…
これは2階の様子です
片づけが進んでもこの状態
子供たちの服や思い出の品もダメになりました
せめてもの救いは家族が全員無事だったことと
家が流されたり崩れたりせず建っていてくれたこと
なんとか片付ける!!という気持ちが出てきました
連休中は義弟の会社の人がたくさん来てくださって
一気に作業が進みました
家財の運びだし(廃棄)、壁床はがし…
連日35℃を超え、作業している間も
救急車の音ががひっきりなしに聞こえてました
(おそらく熱中症で搬送)
ジリジリ焼けるような日差しのなか
家族だけでは気が遠くなる作業が
みるみるうちに片付いていきました
本当に皆さんに感謝です
一気に骨組みになり
そのタイミングでなんとか水道も復旧!
知り合いからお借りした発電機を稼働して
高圧洗浄機を使って家中の泥を洗い落としました
泥が落ちると新しい木材の部分は木の匂いがし始めました
ここまでくるとなんだか家として
復旧できそうな気配がしてきます
そのあと乾燥させるのですが
道路の泥が乾燥して
車が通るたびに埃となって巻き上がり
窓を外しているので入ってきます
道に水をまいてもすぐに乾燥してほとんど意味なし
乾燥優先でしょうがなくそのまま…
数日の乾燥の後、塩化ベンザルコニウムで消毒しました
あとはまたしっかり乾燥(1か月くらい?)
これでとりあえず素人のできる対応としては終了
ここに住み続けるかどうするか
本人たちがゆっくり考えるとのこと
2週間通い続けて車は泥だらけです
ちなみに地面はアスファルトの上に泥がたまり
乾燥して固まった状態です
この頃には始め来た時にあった道路脇の家財の山が
きれいになっていました
自衛隊の方々が昼夜問わず運び出しをしてくださったお陰です
金沢、愛知など遠方からもたくさん来られていました
こういうとき自衛隊のありがたさったらないですね
今まで災害のニュースを見ても他人事だと思ってました
まさか家族が被災するなんて想像もしてなくて
何ができるのかもわからないまま、ただただ現場へ向かい
自分にできることを…と微力ながら手伝ってきました
本人たちはこれからまだ大変な状況が続きますが
しっかりサポートしていこうと思います
ご心配いただいた方々へのお礼もお伝えできておらず
申し訳ありません
最後に、二度とこのような災害が起こらないことを祈ります
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