誕生の瞬間

What You See Is What You Get

Ike & Tina Turner Revue

作品が完成する過程こそ芸術だと思います。その経過を知ることが出来れば、より深く作品に近づけるはず。そして誕生の瞬間にも立ち会える。なかなか貴重な体験なのです。

1966年　Gold Star Studios
River Deep Mountain High レコーディング・セッション

Take 01　カウントからベース＆ドラムがスタート。数小節で中断。
※もう少しだけ速くと指示
Take 02　カウントからベース＆ドラムがスタート。歌い出しでストップ。
※歌い出しの前にベース＆ドラムのヒット音が欲しいと指示。
Take 03　歌の後ろでカウベルの音が入り中断。　
Take 04　ほぼ通しで演奏。ベースのタイミングがずれてストップ。
※ここまでのテイクはイントロが発売されているものとは異なる。

Take 05　お馴染みのイントロからスタート。ホーンセクションも参加。中断。
※ドラムに荒々しくと指示。
Take 06　イントロのみで中断。　　
Take 07　イントロから歌無しでスタート。中断。
Take 08　歌が少し遅いと中断。
※ピアノの確認。
Take 09　歌を少し速くするようにと指示があり中断。
Take 10　途中で全体のテンポが遅くなり中断。
Take 11　指示により途中で中断。
Take 12　途中でTinaが笑って（？）中断。
※イントロにホーンのロングトーンを入れるように指示。
Take 13　通しで演奏。

Take 14　若干テンポ速め。中断。
※速すぎると指示
Take 15　通しで演奏。
Take 16　イントロのみで中断。
Take 17　通しで演奏。
Take 18　Tinaの歌はオフ。バック演奏とコーラス。完奏。
※Take 18を元にTinaの歌とストリングスをミックスし完成。

Happy Birthday to Me。また一つ歳を重ねてしまいました。でも誕生日って生まれた事を祝う日だから歳は関係ないんだよねと一人で納得。もう決して若くないので、そろそろキチンとした生活をしなければ・・・と毎年考えていますが・・・多分、来年もそう思っているんだろうな。