お久しぶりになってしまいました。
が、Twitterでは時々つぶやいてますので、興味のある方はプロフィールのTwitterマークから見てやってくださいませ。
人間はみんな心に毒をもっています。欲・怒り・無知の三毒(煩悩)です。
だから、毒親になったり、ハラスメントしたりするのです。
どの親もみんな毒を持っているのですが、いわゆる「毒親」に育てられた人は、強い毒に苦しみます。大きな暴力や暴言がなくても「あなたのため」といって「言うことを聞く子はいい子」を押し付ける。(日本では、ほぼほぼそうでしょう)
なので、自分の親はそんな「毒親ではない」と思い込んでいる人は、なかなか解毒できません。自覚がないからです。治療できない。
慈愛に満ちた観音様のような親(なかなかいないけど)に育てられたとしても、子どもを育てるのは親だけではない。周りの大人、教師、社会の毒を受けます。どこかで毒を受ける。
では、どうしたらいいのか。
生きる方法、生きる技法を学ぶしかない、と思います。
お釈迦様の言われる「生きる技法」は「悟り(解放、自由)への方法」で、どの時代やどの社会にもあてはめられる普遍的な真理ではあるけれど、凡人にはすべて理解して実行し、悟りに至るのはちょっと難しい。(方法は難しくないんだけど、悟るのは難しい)
私も、ヴィパッサナー瞑想ができてるのかできてないのか、たぶんちゃんとできてない。で、自分をじっくり観察できてないんだろうと思う。
なぜなら、自分ではけっこう乗り越えられてると思っていたんだけど、無意識のうちに少しずつ「我慢」があったかもしれない、と思うようになったから。(この間、動悸と不整脈で具合が悪くなったのは、「体の老化」なのか「心」のせいなのか。24時間心電図ホルターつけて分析中)
安冨歩さんの本をいっぱい読んでTwitterやYouTubeでいっぱい見て聞いて、基本的に本質的にお釈迦様と同じようなことを言われてると思う。けれど、今も自分には我慢があるかもしれない、と気づいたのは安冨さんに出会ったからだと思う。
子どもの頃から「いい子」を演じていたのかもしれない。”成績”はよくても自分に自信がなかったかもしれない。
(「いいよ、大丈夫」「オールOK,オールWELCOME」で、ストレスフリーのつもりでいたけど、それは自分に「言い聞かせてた」だけ?う~ん、心理って深いね。)
安冨さんの本は、自分を観察しなおし、気づかせてくれます。
「生きる技法」「あなたが生きづらいのは『自己嫌悪』のせいである」「誰が星の王子さまを殺したのか」「生きるための論語」等々(10冊以上読んだ)
どれも、読んでよかったと思える本でした。
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