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原始脳と大脳 

2018年01月30日 | 自分を見つめる

人間(すべての生命)は「こころ」と「体」でできています。体はただの物質。机やパソコンと同じ。「こころのエネルギー」がなければ生命にはなりません。

体はただの物質で、臓器が物質であると同じように、脳も臓器で物質。ただ変化する(動く、反応)だけ。「こころのエネルギー」があって、こころがはたらいて生命なのです。(電気信号は「こころ」ではない)
(こころとは知覚機能。思考や感情だけではない。こころはすべての生きた臓器、細胞にあるといえます。脳=こころ、なわけでもない。自我は錯覚?思い込み?なので別問題。)

>脳細胞がなくても、しっかりと生きている生命はいます。しかし、身体の細胞の数が増えていくと、細胞が組織化されるのです。それを管理する細胞組織が必要になります。ですから、身体が大量の細胞でできている生命の場合は、脳が現れてくるのです。それは原始脳と言われるものです。

>原始脳の仕事は、様々な細胞組織を管理して命をつなぐことです。思考能力がなくても、この作業はできます。

>ゾウさんたちと違って、(大脳が発達しているということは)われわれは激しく思考しないと生き続けることができないのです。

>大脳は原始脳の指令で働いています。大脳が発達していると言ったところで、人間も他の生命と同じく、「いかに生き延びられるか?」ということしか考えていません。大脳の能力をすべて、生き延びる目的で使っているのです。(悟りに達した人以外?)

>脳がない生命も、脳がある生命も、結局は自分の寿命として許される範囲で生きて死ぬだけです。大脳を活発に使っているからと言って、人間に他の生命より優れていると自慢することはできません。人間の大脳は原始脳の指令に縛られているので、開発不可能な状態に陥っているのです。(学び修行している人以外?)

大脳の働きは、完全無知な感情だけで働く原始脳の指令で行われている。だから、大脳が原始脳からの支配から少しでも解放されるように、トレーニング(修行)する必要があるのです。その方法もある。

原始脳の「存在欲と怯えと無知の感情」の”奴隷”になることで生まれる「人間の苦しみ」をなくすためのこころのトレーニングが瞑想(ありのまま見る実践訓練)だというわけですね。

(「なんのために瞑想するのか?」アルボムッレ・スマナサーラ著を読んで)

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