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「世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉」 佐藤美由紀著

2016年09月12日 | 読書

知ってる方も多いのではないでしょうか。ウルグアイの元大統領。

 私は貧乏ではない。質素なだけだ。
 貧乏な人とは、少ししかものをもっていない人ではなく、
 無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。 

ウルグアイのムヒカ元大統領は、給料の90%を慈善事業等に寄付し、残りの10%は貧しい子供たちを受け入れる農業学校をつくるために貯金しているそうです。官邸には住まず、妻の収入(約10万円)だけで質素に生活。個人資産は中古のフォルクスワーゲンだけ。なぜなら、それが多くの国民の平均的な生活だから。

>代表民主制は、多数派の人が決定権を持つ世界だから、、、そうであるならば、各国の指導者たちは、少数派ではなく、多数派の暮らしをすべきではないか。

>余裕のある人には弱者を助ける義務がある。貧しい生活をしている人々の生活が改善されれば、我々の生活もよくなります。

>お金があまりに好きな人たちは、政治の世界から出て行ってもらう必要があります。

日本の指導者(政治家、大企業トップの人たち)は、この言葉をどう受け止めるのでしょうか。

 

>ひとつ言えることは、弾圧だけでは問題を解決することはできない、ということです。

麻薬問題の対策として、”処罰”という方法だけに頼るのをやめて、大麻を合法化し、政府が麻薬市場をコントロールできるようにしたそうです。麻薬組織から市場を奪い、麻薬中毒者を生まないように教育し指導する。これは一つの実験で失敗するかも知れないけれど、バカの一つ覚えのように”弾圧””処罰”を繰り返すよりずっと前向きでよいと思います。 

理想の世界をつくるのは大変難しいこと。個人には社会を管理することはできません。すぐに世界を変えるのはできないかも知れない。けれど、「自分の考えを変えることはできる」のです。

>人がものを買うときは、お金で買っているのではない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。
>人間のもっとも大事なものが”生きる時間”だとしたら、この消費主義社会は、そのもっとも大事なものを奪っているのです 

ムヒカ元大統領の考え方に共感。すばらしい言葉の数々でした。

>我々は発展するためにこの地球にやって来たのではありません。幸せになるためにやってきたのです。


星5つ 

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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都月さん、こんにちは。 (まる)
2016-09-12 16:59:24
ムヒカさんのような考えが広まれば、社会は少しよくなるかもしれないですね。
最初から私利私欲のために政治をしようと思う人はそういないと思いますが、
政治の指導者は自分の心をしっかり見つめて仕事をされることを望みます。
ムヒカさんのように、寄付することが可能な政治家はいるだろうし(アソーさんとかハトヤマさんとかしてるのかな??)、議員報酬も国民のレベルと同じくらいに減らして、社会福祉などに回すといいと思います。
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素晴らしい!!!!!! (都月満夫)
2016-09-12 14:43:23
私利私欲まるだしの、自国の政治家とは大違い。
こんな人は、間違っても「妻の収入が25万円」なんて言いませんね。
国民は幸せでしょうね^^
したっけ。
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