【東西ドイツの統一という時代の波に翻弄される家族の姿を描いたコメディ。昏睡状態中に東西ドイツが統一し、意識を取り戻したがそれを知らない母。息子は母がショックを受けないよう、消滅前の東ドイツを必死に見せ続けようとする…。】
これ、コメディだったの? 真面目に観てしまった。考えさせられた。
資本主義がいいか、社会主義がいいか、それはそこで生活する人次第。
良い面も悪い面も両方あるし、こちらが…とは言えない。
金持ちになっても不幸な人はいるし、貧乏でも心豊かに充実して生きている人もいる。
金持ちで慈悲深い人もいれば、貧乏だからといって不満ばかりの人もいる。
個人が自由に儲けても、欲に溺れて不幸になることもあるし、世の中そううまくはいかない。
社会が助けてくれるといって、個人の自由がなくなっては意味がない。
要は、お金ではなく、心。自由・自立と慈悲的な助け合い。一人ひとりの生き方の問題。
全体主義、集団主義が行きすぎるのは、明らかによくないと思う。
でも、完全な民主主義の社会もないし、不完全な人間が不完全な民主主義を行っているかぎり、
やはりこれでいいとも言えない。理想は、真の民主主義だけど。(いつか、どこかで実現できるかな)
何主義であっても、不完全なのだから、立ち止まらないこと。よりよく変わり続けること。
少しずつ。無理をせず。前向きに。
欲ばらず、慈しみの心で、壁を作らず仲良く、助け合って・・・。よりよく・・・。
何にしても、行きすぎないこと。欲やエゴに負けないこと。
・・・大分、脱線してしまったけど、
命にかかわる(ショックを受けると死んでしまう)場合、優しい嘘をつくことはいいことなのだろうか。
ショックを受けないように、工夫して真実を伝える(または無理なら伝えない)のが一番良いと思う。
けれど、それは理想であり(自分ならそうするけど)仕方がないことなのでしょう。
息子もしばらくは隠してただけだった。
(嘘誕生パーティに嘘番組はやりすぎかな?・・・そこがコメディなのか!)
最後の番組は、嘘番組だけど息子の理想を語ったいい番組だった。
これは、嘘なのではなく、理想を語ったんだと思えば、お母さんは幸せだったと思う。
「チャップリンの独裁者」でのスピーチを思い出させる。(ツタヤさん、置いてください)
とてもいい作品だった。
星5つ
このお母さんは最後に理想の社会を(嘘番組だけど)見せてもらって、安らかに旅立てた
(東西の統一という事実は知っていたけど、理想の社会になったんだと思うことができた?)ので、
結果オーライだったと思いたいです。
いい作品でしたよ。
リンク、こんなブログでよければどうぞどうぞ。光栄です。^^
(すみません。ユトリロさんのブログ、IEのお気に入りに勝手に入れてます^^;)
いつも、ありがとうございます。
ショックを受けそうな事実
嘘をついてでも隠してしまいそうです、自分なら。
それが、バレなきゃいいんだけどね
後々、知られてしまうことが多いかなー
浅はかな人間だ、私。笑
まるさんのブログ
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よろしくお願いします。