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「子どもが心配」養老孟司 その2  (& 冬畝の栽培計画)

2023年09月06日 | 読書
冬畝の栽培計画を立てました。
スタートがちょっと遅い気がするけど、、、
暑かったし、初心者で苗作りはまだ無理そうなので、こんなもんかな。


コピーしてファイルに入れて、
いつでもどこでも見られるようにしておきます。



昨日の続きの読書記録

⚪︎小泉英明(日立製作所名誉フェロー)

子どもの脳についてわかったこと

「人間には右脳人間と左脳人間がいる」とか「脳の基本的な能力は三歳までに決まってしまう」「私たちの脳は10%くらいしか使われていない」など、いずれも科学的根拠がまったくない、あるいは大きく誇張された「神経神話」の部類

今では脳のほとんどの部分が、何らかの働きをしていることがわかっている
データを細かくみると人によって違うし、男に(女に)多く見られる脳の状況があるだけ
人間全体を俯瞰するほうがはるかに本質的なところを捉えることができる

かなり小さい乳幼児の時期は、褒めて育てるのがいい(過干渉過保護の甘やかすことではない)
一歳くらいまでの期間に、神経経路が発達する 子どもにとってよい環境を整えることが大切
さまざまな物に手で触れる 心から褒めてあげる
生まれてからの数年間はしつけよりも愛情と関わりが大事 
乳幼児期にしつけは必要ない
6年後の学童期、親子がコミュニケーションをとってきた例と、少ししかとってこなかった例では、
社会性の指標に大きな差が出る

楽しいことが教育の最初の一歩

脳が柔らかな幼児期は特に、自然の中に身を置き、同時にたくさんの人と接して、
できるだけ多くの実体験をさせることが大事

ネットゲーム、、、脳に過剰な刺激は危険
何かに夢中になっている自分自身を客観視できているかどうか
「夢中」になることと「依存」は違う

勉強とは、自分の頭を整理するために行うこと

子どものころに周りの自然に触れて、入り込んで、
脳の神経系と身体系の土台をしっかりつくれば、
年を取ってから体も頭も動かなくなる、なんてことはない。

自由に体を動かし、好きなことをして「自足」という幸せを心から感じられる、
そんな“将来の幸せな大人”をつくることが教育の理想


⚪︎高橋和也(自由学園学園長)
自由学園の教育
自分(たち)のことは全部自分(たち)でする
毎日のご飯も、その食材も、机も自分たちで木からつくる

子どもは「人材」ではない
自分の頭で考える人を育てる

結果が自分に返ってくることばかり求めていると、自分の利益になることだけをしようという発想になる
自分を超える価値や理想に触れていくことが、未来の社会をつくる生徒たちが育つ上で大切
学校そのものが理想を求め続けていくことを大切にしたい

国とか政治は、「いつ、誰の役に立つかわからないこと」を
長い目で見守り、応援していかなくてはいけない

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