2015年にある犬の保護団体からメールが届きました。
昨日、●●●●●からとメッセージをお送りしました、●●と申します。
●●●●●から譲渡された犬がモンキードッグの訓練を受けているとの事。
お聞きしたいのは、●●●はトレーナーさんでしょうか?ということです。
こちらの手違いでしたら申し訳ないのですが、お名前に心当たりがありませんので、お聞きしております。
実は、当会の譲渡条件のひとつに『番犬、猟犬、獣害避け目的の方へは譲渡しません』という一文がございます。
モンキードッグという文字が掲載された事に正直、少々困惑しております。
事情をお聞きしたいので、
よろしければ、お電話番号をお教え頂くか、当会代表の●●までご連絡をいただけますでしょうか?
(問い合わせが入るため繋がりにくい時がございます。ご了承下さい)
●●●-●●●●-●●●●まで。
宜しくお願い致します。
●●●●● ●●
確かに厳密に考えれば、モンキードッグも獣害避けの犬に入るのでしょう。
モンキードッグの訓練とモンキードッグの使用が虐待と思っておられるのか?
犬にモンキードッグのユニフォームを着せ、首に下げた鈴を鳴らし、飼い主さんと一緒に、田畑を回るだけで、猿追いの効果はあるのに。。。
半年の飼い主さんと、犬との基本的な訓練で、飼い主さんから飼いやすくなりましたと言われて嬉しかったことを思い出します。本当に嬉しかった。訓練士冥利に尽きました。
モンキードッグの認定試験に合格しても、生涯、猿を追ったことのない犬たちもいます。ドビーのママがそうです。
私は飼い主さんが犬との訓練に目覚め、一緒に努力し、犬との親和が高まるだけで嬉しかった。
後日、市の農政課の職員さんとの話し合いで、今後、保護犬は、モンキードッグには使えない、訓練には参加出来ないとの話になりました。
写真の毛長の黒い犬は、保護施設から来た子です。飼い主さんから飼いやすくなりましたと言って頂いた子です。