その時を感じること

写真を撮ることは目的によれば素晴らしいことなり得るでしょう！
しかし、今の自然を知る感じる、自然の体験を通して感情や気持ち、感覚、体の状態を知るという目的のときに、その場所の自然の写真を撮ると言うことに意識を向けてしまうのは、本来の目的と違うことになリかねません。
このような目的のときは、今の自然を感じることだったり、そこから出てくる感情や想いや感覚、今の体の状態や感覚、変化に向いていないと、もう二度と今はなく、さらにその環境もないと言うことになります。

写真で撮る風景は残りますが、その時感じたり想ったり感情だったりは体感しないと残りません。
ついつい記録に残したくて写真に撮っておいた方がその時を想い出すように思えますが、感覚や感情、想いなどはその時に体験したことが記憶に残ります。
そしてその体感から使うときに引き出される訳です。何度も使用可能です。

自然だけでなくも舞台(写真可の時)やスポーツなど何か観るというときに、普通に写真を撮ってしまうことがありますが、実は今それを体験して感じたり感情に響いたり想ったりするチャンスを逃してると言うことなるのではと思います。