おはようございます、バレエ教師の半澤です!
http://hanzanov.com/ ホームページ
http://hanzanov.com/official/オフィシャル ウエブサイト)
皆様、2018年12月26日(水)に私の発表会があります。
もし、良かったら出演してみませんか?バリエーションでも良いですし、
グランパドドゥでも良いですよ!もちろんコンテンポラリーでも
良いですし、オペラでも舞台で歌います?
どうぞ、どんどん出演してください。
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
連絡をお待ちしてますね!!
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/
朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分から初級レベルの
レッスン、夜7時から中級レベルのレッスンがあります。
皆さま、お待ちしております!
Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。
スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。
日曜日のバリエーションは「ファウスト」からのワルプルギスのヴァリエーション
です。テンポの良い音楽と独創的な振り付けは実に魅力的!さ、一緒に紐を
解いてみましょうよ!皆さんと一緒に学びましょうね。
ではクリスタル・ルームでお待ちしておりますね
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
ハピタス
その買うを、もっとハッピーに。 | ハピタス
ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
教鞭を執られる先生
第99話
女の子たちが向かう方向に一緒に後ろから付いて
行くと、「おおーっ!立派な舞台じゃないかっ!」
そして意外に沢山のダンサーたちがそれぞれに
ウォーミングアップをしており、舞台上に設置
された移動バーの数を見て、このバレエ団が
大所帯であるのに驚いた。
男性ダンサーたちはあまり見栄えのしない
レッスン着を着ていた。彼らは無言で何処となく
疲労感を感じさせる雰囲気で床の上でストレッチ
をしたり、バーに足を掛けてレッスンの教鞭を
執られる先生が来るのを待っている。
やがて静かに現れたのは背丈が非常に小さな
老婦人だった。しかも足が恐ろしいほどエックス
脚で、はっきり言って可哀そうになるほど内側に
折れ曲がっており、歩くのさえままならぬ様子
である。頭髪が栗色に染めているが、1950
年代のファッション雑誌に出て来そうなヘアー
スタイルで、ショートヘアーでいながらクルクルと
ウエーブが掛かって頭の天辺に向かって髪が
盛り上がっている。そして体形はちょっと小太りだ。
先生は杖を突いていた。
ショージはこの時に「あれ…この女性と何処かで
会ったことがあったかな?いや、確かにある…
何処だったか…絶対に僕はこの女性を知って
いる!」そう感じた。 やがて舞台のど真ん前の
場所に、さっきショージが「レッスンを受けさせて
ください!」と頼んだ男性デレィクター(芸術監督)が
老婦人先生を大切そうにゆっくりと静かにエスコート
しながら舞台のど真ん中まで連れて来ると、
すっ飛んで端に行き、また急いで椅子を持って現れた。
その椅子はその監督が座るものではなく、教鞭を
執られる老婦人のためにわざわざ持って来たもの
であった。ショージは近くにいる女の子に
「トゥダー…エタ ジェンシナ ペダゴーギ、
カクアナ ザブートゥ?」(向こうの…あの先生の
名前は何と言うの?)
すると女の子は誰にも聞こえないくらいに静かな声で
「ドジンスカヤ先生よっ!レニングラードから
ゲストで来てくれてるのよ…ほら、レッスンが
始まるわ、前を向いて!」と、ディレクターにでも
ばれたら怒られでもするかのように声を押し殺して
いる。
ショージはその女の子の言った先生の名前を聞いて、
ぶったまげた。「お、思い出した…!あの先生は
僕がレニングラードに侵入した時に僕はキーロフ
劇場に入る事を許されなくて、無念の気持ちのまま
ホテルへ帰ろうとしたら劇場の真向かいにある、
もう一つの劇場にモスクワ国立バレエ団がゲストで
来ていたんだ…!
そして僕はそのバレエ団でレッスンに参加した時、
そのレッスンを教えていたのは…バレエ史に残る
偉大で有名な…こ、このドジンスカヤ先生だったんだ!
ま、待てよ…モスクワ国立バレエ団?ここはモスクワ…
あっ!もしかしたらこのバレエ団は…」そう、この
バレエ団こそ、ショージが以前、レニングラードで
偶然にもレッスンさせてもらう事の出来たモスクワ
国立バレエ団だったのである。
(つづく)
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皆様、2018年12月26日(水)に私の発表会があります。
もし、良かったら出演してみませんか?バリエーションでも良いですし、
グランパドドゥでも良いですよ!もちろんコンテンポラリーでも
良いですし、オペラでも舞台で歌います?
どうぞ、どんどん出演してください。
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
連絡をお待ちしてますね!!
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/
朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分から初級レベルの
レッスン、夜7時から中級レベルのレッスンがあります。
皆さま、お待ちしております!
Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。
スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。
日曜日のバリエーションは「ファウスト」からのワルプルギスのヴァリエーション
です。テンポの良い音楽と独創的な振り付けは実に魅力的!さ、一緒に紐を
解いてみましょうよ!皆さんと一緒に学びましょうね。
ではクリスタル・ルームでお待ちしておりますね
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
ハピタス
その買うを、もっとハッピーに。 | ハピタス
ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
教鞭を執られる先生
第99話
女の子たちが向かう方向に一緒に後ろから付いて
行くと、「おおーっ!立派な舞台じゃないかっ!」
そして意外に沢山のダンサーたちがそれぞれに
ウォーミングアップをしており、舞台上に設置
された移動バーの数を見て、このバレエ団が
大所帯であるのに驚いた。
男性ダンサーたちはあまり見栄えのしない
レッスン着を着ていた。彼らは無言で何処となく
疲労感を感じさせる雰囲気で床の上でストレッチ
をしたり、バーに足を掛けてレッスンの教鞭を
執られる先生が来るのを待っている。
やがて静かに現れたのは背丈が非常に小さな
老婦人だった。しかも足が恐ろしいほどエックス
脚で、はっきり言って可哀そうになるほど内側に
折れ曲がっており、歩くのさえままならぬ様子
である。頭髪が栗色に染めているが、1950
年代のファッション雑誌に出て来そうなヘアー
スタイルで、ショートヘアーでいながらクルクルと
ウエーブが掛かって頭の天辺に向かって髪が
盛り上がっている。そして体形はちょっと小太りだ。
先生は杖を突いていた。
ショージはこの時に「あれ…この女性と何処かで
会ったことがあったかな?いや、確かにある…
何処だったか…絶対に僕はこの女性を知って
いる!」そう感じた。 やがて舞台のど真ん前の
場所に、さっきショージが「レッスンを受けさせて
ください!」と頼んだ男性デレィクター(芸術監督)が
老婦人先生を大切そうにゆっくりと静かにエスコート
しながら舞台のど真ん中まで連れて来ると、
すっ飛んで端に行き、また急いで椅子を持って現れた。
その椅子はその監督が座るものではなく、教鞭を
執られる老婦人のためにわざわざ持って来たもの
であった。ショージは近くにいる女の子に
「トゥダー…エタ ジェンシナ ペダゴーギ、
カクアナ ザブートゥ?」(向こうの…あの先生の
名前は何と言うの?)
すると女の子は誰にも聞こえないくらいに静かな声で
「ドジンスカヤ先生よっ!レニングラードから
ゲストで来てくれてるのよ…ほら、レッスンが
始まるわ、前を向いて!」と、ディレクターにでも
ばれたら怒られでもするかのように声を押し殺して
いる。
ショージはその女の子の言った先生の名前を聞いて、
ぶったまげた。「お、思い出した…!あの先生は
僕がレニングラードに侵入した時に僕はキーロフ
劇場に入る事を許されなくて、無念の気持ちのまま
ホテルへ帰ろうとしたら劇場の真向かいにある、
もう一つの劇場にモスクワ国立バレエ団がゲストで
来ていたんだ…!
そして僕はそのバレエ団でレッスンに参加した時、
そのレッスンを教えていたのは…バレエ史に残る
偉大で有名な…こ、このドジンスカヤ先生だったんだ!
ま、待てよ…モスクワ国立バレエ団?ここはモスクワ…
あっ!もしかしたらこのバレエ団は…」そう、この
バレエ団こそ、ショージが以前、レニングラードで
偶然にもレッスンさせてもらう事の出来たモスクワ
国立バレエ団だったのである。
(つづく)