すでに引退されて、
現在はパリ・オペラ座付属バレエ学校の校長先生をされている、
エリザベット・プラテルさんのオーロラのヴァリエーションの動画です
この方は、フランスのエスプリを
体現しているバレリーナ、として
よくその名前を挙げられていましたね。
まず、お体のスタイル、なにが極端にどうということはないのですが、
とにかくバランスがいいですよね。
でも、首からデコルテにかけてが本当に美しい方です。
バレエでは、よく出る足の甲、
しなって伸びるひざ、
そして美しい首、なで肩のラインっていうのが
美しいとされるんです・・・
ふ~~~ん、そんなもんですか・・って思いながら見るでしょう?
この方、全部持ってますよね???
そう思いませんか???
でもあらためてそれがこうやって揃うと、
ほんとだ、キレイ・・・って説得力がありませんか???
それが揃うと、なんだか重心がいいのかもしれませんね。
りきんで見えないからかな???と思ったりします
スタッフC思うに、この方表情もいいですよね。
つぶらな瞳、ちょっと開いた口・・・
(つぶらって大きい目のことですよ~~~
最近間違われる方多いから)
ちなみに外国人の方って、笑うイコール口が開いている、の方多いです。
お知り合いにいたら聞いてみてください。
日本人の方、写真撮るとき笑ってくださ~~いっていうと
口の端を上げるだけだけど、
外国人の方は歯を見せます。
口が開いているとだらしないとは思わないみたいですね。
おっと、プラテルさんの話に戻りますが、
なんとも夢見がちな表情でいいですよね~~~
このオーロラ姫のヴァリエーション、
初めなんだか、あら私どこにいるのかしら、みたいな感じで始まりますが、
それは役作りの一環かな、???と思います。
社交界デビューの第一歩で、
でも次のステップから、堂々と歩く、
生まれながらに王族としての気品をもった王女様
といったところでしょうか
そしてそこからはすべてのポーズが美しい、
特にスタッフCはアラベスクとアチチュードが
無駄な動きなく、一番いいポーズに入るところが
さすが・・・と思うんです。
それに、極端にいいプロポーションではない、みたいな書き方をしたけど、
この方、アンディオールは本当にきっちり決まっています。
バレエ的には100点満点500点!!以上!!!です、よね、ほんと・・・
とまあ私ごときがあ~~だこーーだ言えるような方ではありませんが・・・
今日はいつも以上に饒舌になってしまいました。
世界にはいろんなダンサーの方がいて、
いろんな踊りがありますが、
スタッフC的には、こう・・・
技術度よりも完成度を目指して、
プラテルさんには及ばなくても、
方向的にはこう向きたい、というお手本の一人・・・なのでした