昨日はマイヤ・プリセツカヤさんの瀕死の白鳥でしたが、
今日は初演のアンナ・パヴロワさんの動画です
ちょっと冒頭部分が切れちゃっているみたいですが、きれいな画像です。
今流行りのデジタル・リマスターとかいう処理をしたものだと思います
お借りしてきたYou tubeのサイトで"in Swan Lake"
つまり、白鳥の湖からという風にタイトルがつけてありました・・・
白鳥の湖と白鳥つながりだし、
白鳥の湖って最後は死んでしまうんだから
(死なないバージョンもありますが)
勘違いしちゃう方がたま~~にいらっしゃいます。
でも違うんですよ~~
アンナ・パヴロワさん、当時としては
かなり細い方だったとか
だって100年くらい前ですからね
現代よりもふっくらした容姿が好まれていたと思われます。
ダンサーだって今みたいに細くなってきたのは割と最近だとか
衣装も今より長めだったこともあり、
足よりも顔そのものから首、肩にかけての
美しさのほうが大事だったと
どこかで読んだ記憶があります(確かダンスマガジン)
あと照明も技術が今ほどなく、もっと暗かったようです。
今は逆に明るすぎて、全てが見えてしまうから
テクニックが重視される傾向があるのかもしれません。
彼女の代名詞ともいえる「瀕死の白鳥」ですが、
元々はサン・サーンスさんの「動物の謝肉祭」という組曲の「白鳥」という曲。
バレエ音楽として作られたものではありません。
なので、「瀕死の(Dying)」をつけないで、
「白鳥(Swan)」と呼ばれる場合もあります。
アンナ・パヴロワさんの最期の言葉は
「白鳥の衣装を持ってきて」だったとか。
最期まで踊ることをあきらめなかった偉大なダンサーらしい逸話です
アンナ・パヴロワさんに関するWikipediaはこちら