バレエスタジオ ティアラ

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ラ・シルフィードのお話Part2

2010-10-01 21:00:00 | バレエのストーリー
昨日の続き、第2幕のお話です。

森へ来たジェームズはシルフィードに
他のシルフィード(ややこしいな~~妖精さんですね)を紹介されたりして
踊りの輪に入ります

ですが、その軽やかな風情にどこかへ行ってしまうのではないかと
不安を感じたジェームズは、通りかかったマッジに、
シルフィードをつなぎとめておく方法を相談します。

マッジは魔法のスカーフなるものを渡し、
これをシルフィードの肩にかけると彼女は二度と飛べなくなると教えます。

そしてジェームズがチャンスを見つけて
そのスカーフをシルフィードの肩にかけると、
彼女の羽が抜け落ちただけでなく、
いきなりぐったりしてしまいます。

実はマッジはジェームズに怒られて
追い出されたことを恨みに思っていたのです。
それで呪いをかけた肩かけをジェームズに渡したのでした・・・

シルフィードはそのままジェームズの腕の中で息絶えてしまいます。

悲しむジェームズの目に映ったのは
婚約者だったはずのエフィが、グルンと結婚の行進をしている姿でした。

と、ジェームズは二人とも失ってしまったわけです。

哀しいお話じゃありませんか???


ところで、最近(といっても1972年)は
ピエール・ラコットさんが振りつけたバージョンも有名で
パリ・オペラ座などではそちらが踊られています


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