バレエスタジオ ティアラ

バレエを楽しむ人を増やしたい!バレエに関するエトセトラとその魅力をお伝えするブログです。

ガラ公演

2010-08-19 21:00:00 | バレエ豆知識
バレエの公演でガラ公演とかガラといえば、
演目から抜粋した踊りを幾つか披露する公演のこと

ちょっと前にエトワールガラという公演に
行った時のことを書かせていただきましたが、
このお名前の最後についてるガラは正にガラ公演のことですね

それに対して演目を全て通して演じる公演は全幕公演などと言ったりします。

それぞれに違った魅力があって、どちらがいい、悪いと言えるものではありません

ガラは一人一人のダンサーが踊る時間が短いので、
体力の消耗を気にせず全力疾走、
すごいテクニックを見せてくれたりします。
ちょっとお祭り気分とでもいうのでしょうか、
少しくらいミスをしても、
勢い良く大技に挑んでくれたほうが客席も盛り上がったりします

全幕は、短いものでも二時間近くあるわけなので、
まず踊り切ることが必要なうえ、
物語のストーリーとの兼ね合いから
逆にテクニックを抑えてでも、
より完成度や音楽性を感じさせる踊りが目指される傾向があります。
もちろん演目の性格にもよりますけどね

そもそもガラ(gala)という言葉が
英語の「祝祭」から来ていて、
音楽のコンサートやスケートのエキシビジョンなどでも
ガラと名のつくものがあるようです

日本語でガラというと、
取り壊しをした建物のがれきとかごみなどを指したりしますけど
全然違うわけです

さて、次回はガラ公演、全幕公演、どちらを見に行きましょうか・・・

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。