スカイツリーでうどんを食べた私は、ママチャリ「????」(まだ名前はありません)にまたがってふたたび西に進みます。
雷門通りぞいのとある有名なビルを素通りして、隅田川までやってきました。
隅田川にかかる赤い欄干が特徴の吾妻橋です。
隅田川の橋はどれも個性的で、サイクリングの愉しみにもなっています。
吾妻橋を渡って振り返ると、これまた個性的なビルが並んでいます。
スカイツリーの左隣は墨田区庁舎、右隣はアサヒビールタワー、そして
スーパードライホールのオブジェは「炎のオブジェ」というそうで、金色の炎をかたちにしたといいます。
もともとは、炎の向きは逆向きで、しかもアサヒビールタワーを貫いたようにして造られる計画だったそうです。
でもメンテナンスを考えれば、そのような計画には無理があったようです。
そして現在のかたちとなり、うん・・・・・・・・・。
吾妻橋から300mほど進むと、浅草寺風神雷神門(雷門)です。
相変わらずムチャクチャ人が多いです。そして外国人が多いです。
こんなところはさっさと通過します。
雷門通りから、浅草国際通り、春日通り、昭和通りと、ほぼつくばエクスプレスの地下ルートにそって進みます。
昭和通りから国道4号となります。
御徒町、秋葉原と昭和通りを進み、日本橋本町へ入ると、江戸通り・国道6号との交差点です。
昭和通りからはお別れして、江戸通りに入っていきます。
200mほど進むと、JR新日本橋駅が見えてきて、今度は中央通り・国道17号との交差点がです。
ここで中央通りに入ります。
少し進むと、三越本館【国指定重要文化財】が見えてきます。
沿道を行きかう人々を尻目に進みます。
見えてきました、日本橋【国指定重要文化財】です。
長い長い「前枠」を経て、やっと国道1号線に入ります。
国道1号・中央通りです、ですが・・・
国道1号線はいきなり最初の交差点で右に曲がり、永代通りに入ります。
ここが第一京浜と第二京浜の分かれ道です。
国道1号線はさきほどの4号線と同様、右折左折を繰り返して都内を抜けていきます。
ちなみに直進する国道15号線は、終点の横浜まで1度も曲がりません。
道なりで進めば終点に到着します。
左手にJR東京駅日本橋口を見て、JR線の大ガードをくぐり、地下迷宮・大手町駅を通過して第2の曲がり角です。
向こうに見える江戸城大手門に到達することなく、その手前で左折。
日比谷通りに入ります。
日比谷通りの右手側はお濠と皇居外苑がひろがり、左手側は近代的な建築物が並びます。
こちらは右手側、皇居外苑・江戸城旧和田倉門跡。
左手側は、行幸通りからJR東京駅の丸の内駅舎【国指定重要文化財】を見渡せます。
皇居外苑のお濠が折れ曲がると同じくして、国道1号線も右に曲がります。
今度は晴海通りです。
晴海通りの国道1号線も短く、信号2つで終わり。
皇居ランナーのキャンプ地・江戸城桜田門【国指定重要文化財】が右手に見えるところで、今度は左折。
ここで国道20号(甲州街道)と分岐します。
桜田門から先、国道1号線はしばらく桜田通りと呼ばれます。
桜田門の交差点にある法務省旧庁舎【国指定重要文化財】をはじめとする官庁街を通過します。
霞が関で初めての距離青看です。(正式名はわかりませんので、こう表すことにします)
「横浜 32Km」はおそらく横浜市役所までの距離と考えられます。
「五反田 7Km」はJR五反田駅まででしょうか。
3Kmほど進む間に4回曲がったからなのか、ずいぶん進んだ印象を受けていたのですが、「まだ横浜まで30Km以上もあるのか」と軽くがっかり。
経済産業省前を不法占拠する輩、なおも居座っていました。
「よくも世界をだましたな」とか噴飯ものの垂れ幕が並んでいました(*^_^*)
霞が関、虎ノ門を通過し、第2の距離青看です。
川崎までは18Kmあります。意外と東京都内は長いです。
左手に東京タワーが見えるあたりから、国道1号最初のアップダウンが始まります。
都内を出るまでの国道1号は、緩やかながらもアップダウンを繰り返します。
東京が多くの台地で形成されていることを実感します。
このような守りに適する土地だったので、太田道灌は江戸に城を構え、徳川家康は江戸に幕府を置いたのでしょう。
東京タワーを背にして進み、右手に慶応大学が見えてきたところで、国道1号はまたも右に曲がります。
少し進むと、右手に慶応大学三田キャンパス正門、その隣りに・・・
ある者からすれば聖地とされる「ラーメン二郎」三田本店です。
二郎本店のビルは三角柱といういびつな形をしていて、店内はいかにも狭そうです。
ラーメン二郎独特の注文システムは、このような小さい店舗に対応して形成されたのでしょうか。
ラーメン二郎のすぐ先の交差点で国道1号線は左折、さらに、
東京メトロ白金高輪駅のところにある交差点でまた左折です。
ここを左折すると、国道1号はしばらく道なりに進むことになります。
ここまで国道1号は桜田通りと呼ばれます。
桜田通りは桜田門付近にとどまらず、意外と長く続きます。
白金にあるお嬢様学校・明治学院大学です。
さすがに品のよろしいたたずまいのように感じられますねぇ(*^_^*)
塾講時代に担当した生徒で明学に進学した女子がいたけど、元気かなぁ?
(某知り合いが、その女子を見に、高校の体育祭にのこのこ出向いたという話は秘密ですよぉ)
白金、高輪といったセレブ感漂う地を進み、次は9,800円のホテルで有名な五反田です。
(わからない? もう古いネタだモナ~)
JR五反田駅は国道1号の真上にホームがあります。
五反田駅から300mほど進み、中原街道へ分岐する中原口交差点です。
ここより、国道1号は桜田通りの名称を捨て、第二京浜と名乗ります。
第二京浜は、都県境の多摩川大橋まで道なりに、アップダウンを繰り返しながら進みます。
私は、その途上駒を休め、池上本門寺を詣でていきました。