鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

沼田の街ブラ

2019-03-24 | お散歩


2 0 1 8 年 8 月 2 5 日 ( 土 )

午 前 1 0 時 2 0 分

群 馬 県 沼 田 市

沼 田 小 学 校 前



沼田公園を出て、市街地を歩きます。



校門が冠木門になっている沼田小学校
ここが、かつて沼田城の大手門があったところなのだそうです。
関ヶ原前夜、軍勢を率いる真田昌幸と、城主真田信幸の留守を預かる妻・小松姫が、ここを挟んで緊張感ある問答を繰り広げたんでしょうね。


この大手門跡からのびる大手道を歩き、JR沼田駅へと戻っていきます。
駅へ戻る途上、小松姫のお墓があるようですので、そこにも寄り道したいと思います。




大手道の脇に立っている、神明宮常夜燈【沼田市指定重要文化財】。
もともとは、現在の沼田駅から上る滝坂の中腹あたりに立っていたそうです。
嘉永5年(1852年)12月に竣工したものですが、明治40年(1907年)12月に現在地に移築されました。


大手道と国道120号の交差点。



今回の旅で、おみやを買おうと決めていたお店です。



萌えキャラが出迎える、洋菓子工房「樫の木」に入ります。

ここのバウムクーヘンは全国的に有名らしく、作家の吉本ばなな女史は「世界一うまい」と絶賛しているのだとか。
なるほど、ドイツ語で「木のケーキ」という言葉のとおり、年輪を重ねていった樫の木のように重厚なバウムクーヘンが、ショウケースに並んでいますね。

そしてバウムクーヘンの中でも一番人気のものが、外側がチョコでコーティングされたチョコレートバウムクーヘンだそうな。
私もチョコレートバウムを求めたのですが、残暑厳しい時節。
チョコのコーティングは無残にも溶けてしまうことでしょう。
そのためチョコレートバウムは販売していないようで、



プレーン・バウムクーヘン(1,300円)を購入いたしました。
一番小さいサイズながら贈答用のものを選んだので、中が見えないですね~。

私もすぐに味見がしたかったので、



170円の切れ端を買いました。
沼田駅に着いたら、さっそく食べてみようと思います♪



大手道から国道120号に曲がります。



いつしか市街地を抜け、河岸段丘を下る坂に差しかかります。
この坂は、遊覧坂というそうです。



沼田駅への分かれ道。
このまま曲がらなければ遊覧坂、曲がれば滝坂に入ります。







遊覧坂と滝坂が分岐する交差点は、利根川方向を見下ろす絶景スポットになっていました。



坂の上から約80メートルの高低差を下り、



JR沼田駅に到着。



あ! 小松姫のお墓参りを忘れてしまいました。

小松姫のお墓がある正覚寺は先ほどの交差点の崖上にあって、遊覧坂からは階段をつたって行けば容易に行けたようでした。



沼田駅のそばにあるコンビニで、



味噌パンなるものを買ってみました。



味噌パン・・・意外とうまい!
パンはもちもちとした食感で、中に入っているお味噌とよく合います。
お味噌はしょっぱいものではなく、味噌団子や味噌まんじゅうで使われている、甘いタイプのもの。
そういえば、味噌まんじゅうも上州名物でしたね。

バウムクーヘンは・・・しっとりうまし!
開封してまず感じるのは、芳醇なアルコールの香り。
リキュールがふんだんに使われているようで、甘みにも品が感じられました。



「真打ち」を味わうのが楽しみです♪



沼田駅の待合室でこの日のランチを食し、電車の到着を待っていました。
沼田の街で、沼田の城で、やり忘れたことがあるのを、このときの私はまだ知らなかったのです。






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