bambooさんですが、
兄さんに対してえらそうに「英語がんばりや」
といっている割に
自分は英語が得意じゃない。
お助けはgoogle先生。
以下引用
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170201-00000152-sasahi-soci
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Google翻訳からネイティブっぽい英文を導く6つのコツ〈AERA〉
時代とともに言葉が生まれ、意味が移り変わっていくのは日本語も英語も同じ。それなのに、英語は高校や大学で学んだまま。この言い方で、ちゃんと伝わっているんだろうか……。そんな不安を抱えているあなた。単語選びやちょっとしたあいづち、発声で、あなたの英語は見違えるのだ。AERA 2017年2月6日号は、SNS時代に生まれた新しい単語、名スピーチに共通の「心を動かすポイント」と共に、「惜しい」英語からの脱却法を特集している。
【図1】「『中間日本語』のルール」ポイントはこちら
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特集から、近年、驚くべき進化を続けているGoogle翻訳を紹介。いまやビジネスシーンでも欠かせない存在となりつつあるGoogle翻訳だが、複雑な文章になると、やはり誤訳がおきてしまうのが現状だ。しかし、あるテクニックを駆使すれば、その誤訳を減らすことができるという。いったい、そのテクニックとは――。
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「自動翻訳は誤訳が多い」は昔の話。いまや、ビジネス現場でも使われるほど進化している。代表格はGoogle翻訳。「惜しい英語」を避けるにはコツがある。
外資系IT企業に勤める男性(51)には、外国人の同僚とのやりとりに欠かせないものがある。Googleがインターネット上で提供する無料の翻訳アプリ「Google翻訳」だ。
「コンピューターウイルスが巧妙化してきているから、気をつけて」
などと日本語を打ち込むと、瞬時にそれを翻訳した英文が表示される。
●5文型に沿った日本語
外資系企業での勤務歴はすでに10年以上。英語は「苦手」というわけではないが、単語や表現に自信がないとき、間違っていないかどうかを確認するのに便利だという。
「昔はYahoo!やエキサイトなど、ほかの翻訳サービスも併用していました。でも、最近はGoogle翻訳が頭一つ抜けた感じ。いまはこれしか使っていません」
一昔前までこの手のサービスは誤訳が多く、「使える!」にはほど遠かった。
AIに詳しい作家でジャーナリストの小林雅一さんによると、Google翻訳は長く、対訳文を収集しデータベース化することで、統計学的に翻訳文を導き出すという手法を採用してきた。2016年11月、ここにディープラーニングという最先端のAI技術を導入して大幅リニューアルを実施。ウェブ上の対訳文を基にAI自らが学習し、翻訳機能を高められるようになったという。
対訳文が蓄積され、翻訳機能が高まり続ければ、人間が英語を学ばなくてもすべてを翻訳してくれるようになるのか。
小林さんの答えは、
「いまより機能が高まる可能性はありますが、私はある程度のところで限界がくると予想しています」
Google翻訳はあくまでもパターン認識で、AI自身が言葉の意味を理解しているわけではないからだ。報道記事や論文など、複雑な文章になると、やはり誤訳は避けられない。
しかし、翻訳前の日本語にある工夫をほどこすことで、誤訳を劇的に減らすことはできる。『英文“秒速”ライティング』(日本実業出版社)の著書がある平田周さんが、その方法を教えてくれた。
「一言でいえば、日本語を英語っぽくしてから翻訳ソフトを使うという方法です」
平田さんによると、和文を英文に自動翻訳する場合の誤訳は、日本語と英語の文章の構造が根本的に異なるために起こる。このため、翻訳したい日本語を、英語の「基本5文型」に沿った構造に変えることで、誤訳を大幅に減らせるのだという。主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)を組み合わせた五つのことだ。
●誤訳は「時制」で起こる
これに沿って日本語を組み立て直したものを、平田さんは「中間日本語」と呼んでいる。具体的なポイントは上のチャートに示した。なかでも平田さんが特に重要だと語るのが、「時制」(図1を参照)。日本語は「明日、学校に行く」のように未来を現在形で表すが、
「英語は過去、現在、未来を明確に区別します。未来形にすべきところ、それをしないために起きる誤訳が一番多いですね」
日本語を「中間日本語」化するトレーニングは、英語の構造に沿った文章を考えることにつながり「英語脳」が養われるほか、日本語でも端的でロジカルな文章を書けるようになる効果があるという。
伝わる英語が書けるようになったら、次はさらに完成度を高めたい。Google翻訳ではなく、Google本来の検索機能を使うテクニックを教えてくれたのは、特許に必要な文書の翻訳を専門にする奥田百子さん。専門的な表現が多いうえ、英訳した文章がそのまま特許として登録されるため、わずかな間違いも許されない。
「aとthe、複数形と単数形の使い分けなどは、数人のネイティブに聞いても異なる答えが返ってくることがあり、翻訳の際に迷うことが多いですね」
●前置詞選びに迷ったら
この表現で正しいのかどうか。ネイティブに確認してもらうにはその都度、費用がかかる。そこで実践しているのが、Googleをネイティブチェック代わりに使う方法だ。
ダブルクオーテーション「“”」とアスタリスク「*」が活躍する。例えば、「回復効果」という専門用語を英訳したいとき。辞書で調べても、「recovering effect」や「recovery effect」など候補が複数あり、どれを選ぶべきか迷ってしまう。そんな時は“recovering effect”のように、ダブルクオーテーションでくくって検索する。
Googleの検索では、前置詞や冠詞など検索しようとするキーワードに関連性の薄いものは自動的に除外される仕組みになっているが、この方法を使うと、ダブルクオーテーションでくくった文字と完全一致するもののみを検索できる。
候補が複数あって迷ったら、ヒット数や文例を見れば、それがどの程度、どんなふうに使われているのかが確認できる。
また、「レストランでランチをする」と言いたいときに前置詞に迷ったら、“beat lunch * the restaurant”と、ダブルクオーテーションでくくったうえで前置詞が入るべきところにアスタリスクを挿入し検索すれば、「eat lunch at the restaurant」が多数ヒットする。
このアスタリスクは2語以上でも有効で、例えば
“eat lunch * restaurant”と検索すれば、前置詞と冠詞、どちらも一度に調べられる。
以前は数日かけて翻訳する分野で使われる英語表現を学んでいたという奥田さん。
「いまではすべてGoogleで調べることができ、作業時間は圧倒的に短くなりました」
(編集部・市岡ひかり)
※AERA 2017年2月6日号
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うむ、ありがたいありがたい。参考にします。