いそがしい割には3冊も。
1.塩野七生女史 ローマ人の物語 賢帝の世紀(上)
2.塩野七生女史 ローマ人の物語 賢帝の世紀(中)
3.塩野七生女史 ローマ人の物語 賢帝の世紀(下)
トライアヌス、ハドリアヌス、アントニウス・ピウスの各皇帝の男っぷりと、仕事にかける情熱、といったところでしょうか。
いずれも属州出身の田舎者ではあるが、田舎者であるからこそ、実直にローマ精神を体現しよう、と努力した皇帝たちである。
前2人は、ぽっと田舎から都会にでてきたので、とにかくなんでもがんばっちゃった、という感じだけど、周りからずっと評判が良かったのがトライアヌス。年取って偏屈になってしまったのがハドリアヌス。
アントニウス・ピウスは、じいちゃんの代から都会にすんでいるので一応田舎はあるけど都会育ち、みたいなひと。
5賢帝、というが、なにが彼らを賢帝たらしめたのか、というと、強烈な使命感と持続する熱情なのではないか。
今、何が必要とされているのか、何をしなければならないのか、何ができるのか、そういうものについてとにかく3人とも判断力がよく実行力がある。
すばらしいリーダたちである。まじめなことはすばらしいことではないか。
だがハドリアヌスあたりになると、まじめすぎて苦しい。多少不真面目なハドリアヌス、という感じの性格だと、皆とうまくやれそうだ。
1.塩野七生女史 ローマ人の物語 賢帝の世紀(上)
2.塩野七生女史 ローマ人の物語 賢帝の世紀(中)
3.塩野七生女史 ローマ人の物語 賢帝の世紀(下)
トライアヌス、ハドリアヌス、アントニウス・ピウスの各皇帝の男っぷりと、仕事にかける情熱、といったところでしょうか。
いずれも属州出身の田舎者ではあるが、田舎者であるからこそ、実直にローマ精神を体現しよう、と努力した皇帝たちである。
前2人は、ぽっと田舎から都会にでてきたので、とにかくなんでもがんばっちゃった、という感じだけど、周りからずっと評判が良かったのがトライアヌス。年取って偏屈になってしまったのがハドリアヌス。
アントニウス・ピウスは、じいちゃんの代から都会にすんでいるので一応田舎はあるけど都会育ち、みたいなひと。
5賢帝、というが、なにが彼らを賢帝たらしめたのか、というと、強烈な使命感と持続する熱情なのではないか。
今、何が必要とされているのか、何をしなければならないのか、何ができるのか、そういうものについてとにかく3人とも判断力がよく実行力がある。
すばらしいリーダたちである。まじめなことはすばらしいことではないか。
だがハドリアヌスあたりになると、まじめすぎて苦しい。多少不真面目なハドリアヌス、という感じの性格だと、皆とうまくやれそうだ。