今月は1冊。
1.塩野七生 ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず(上)
古代ローマでは、国がやるべきこと、皇帝や地方の有力者が個人でやるべきこと、これが明確に意識されていたという。
また、国がやることの防衛、治安、課税については、優先順位が明確になっていて、無駄がなかったという。
ローマ帝国滅亡後も何百年もメンテナンスなしで使えるような道を残したくらいだから、彼らの力は我々をしのぐ部分があったのだ。
要するに、センスがよいということなのだと思う。
なんてったって、やること間違えると、個人も、国家も、死がすぐそばにあった時代なのだ。
最近、センスがわるい人たちが多い気がする。
毎年掘り返さなきゃいけないような道路をつくって平気な人たち。
そして、この前の厚生労働大臣の発言。それをかばう総理大臣。
多分、「生む機械」というのは、かれらの本音に違いない。
こんな人たちに国の舵取りを任せざるを得ないのは至極残念だ。
1.塩野七生 ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず(上)
古代ローマでは、国がやるべきこと、皇帝や地方の有力者が個人でやるべきこと、これが明確に意識されていたという。
また、国がやることの防衛、治安、課税については、優先順位が明確になっていて、無駄がなかったという。
ローマ帝国滅亡後も何百年もメンテナンスなしで使えるような道を残したくらいだから、彼らの力は我々をしのぐ部分があったのだ。
要するに、センスがよいということなのだと思う。
なんてったって、やること間違えると、個人も、国家も、死がすぐそばにあった時代なのだ。
最近、センスがわるい人たちが多い気がする。
毎年掘り返さなきゃいけないような道路をつくって平気な人たち。
そして、この前の厚生労働大臣の発言。それをかばう総理大臣。
多分、「生む機械」というのは、かれらの本音に違いない。
こんな人たちに国の舵取りを任せざるを得ないのは至極残念だ。