3ヶ月ごとにやっている携帯キャリアの加入者動向分析をまた性懲りもなくやってみます(3回目)
(以下、NTTドコモ(N)、au+ツーカー(K)、ソフトバンク(S)、ウイルコム(W)、イーモバイル(E)、NTTドコモPHS(D))
1)2006/03、2006/09、2007/03、2007/09 の契約数
N 51,143,600 52,102,900 52,621,100 52,941,700
K 25,438,500 26,402,500 28,188,300 29,217,200
S 15,209,900 15,307,000 15,908,500 17,052,500
W 3,891,900 4,259,800 4,527,100 4,645,500
D 771,100 605,700 453,100 310,300
E ------- ------- ------- 122,300
2)2005/09-2006/03、2006/04-2006/09、2006/09-2007/03、2007/04-2007/09の契約純増数
N 1,239,400 959,300 518,200 302,600
K 1,207,400 964,000 1,785,800 1,028,900
S 218,400 97,100 601,500 1,144,000
W 454,500 367,900 267,300 118,400
D -215,600 -165,400 -152,600 -142,800
3)契約数に対する増減率(1)と2)より計算)
N 2.42% 1.84% 0.98% 0.57%
K 4.75% 3.65% 6.34% 3.52%
S 1.43% 0.63% 3.78% 6.71%
W 11.68% 8.62% 5.90% 2.55%
D -27.89% -27.30% -33.68% -31.52%
4)2007/04-2007/09における、PHS契約純増数とイーモバイル台数
W 118,400
D -142,800
E 122,300
おおよそイーモバイルの人口カバー率を全体の8割程度としてウイルコムの母数をかけて118400×0.8=94720と考えると、122300/(94720+122300)で、潜在的には対ウイルコムで56.3%程度がイーモバイルのシェアと推定される。前回結果よりシェアはさらに15ポイントほど伸びている。
5)
NTTドコモのPHSが廃止されることになったが、約31万契約残存している。
ドコモの携帯契約数に対して1%弱のインパクト。
このうち、4)の計算から、310300×0.8×0.563=約140000契約が最終的にイーモバイルへ移ると推定する。
6)
ウイルコムの場合、半期で100000契約~200000契約の純増があるので、乱暴に4)の計算とあわせて
150000×0.8×0.563=約67600契約
はイーモバイルでも半年で新規に獲得可能と推定する。
5)と6)より、イーモバイルが年間に獲得できる契約数は329900件と推定。
なので、会社目標の300000件に達するとみられる。机上の計算だがすごい。
★
NTTドコモ、大苦戦ですね。
その完成されたビジネスモデルを、どう変化させていくのでしょうか。ガリバーゆえに、方向転換に時間がかかっているのでしょうか。
KDDI、あいかわらず好調ですね。
ケータイ冬の陣、緒戦は勝利、といったところですが、いきなり消耗戦に入ってよいのでしょうか。仲間由紀恵さんはかわいい。
ソフトバンク、完全に風をつかんだようですね。
ケータイ冬の陣では、ホワイトプラン君の大活躍で勝利でした。夏の陣では、どんな秘策を用意しているのでしょう。やはり、やっほーとの連合軍でくるでしょうね。i-modeやEZWebと同じようなビジネスモデルで勝負はしないでしょう。
ウイルコム、一時の快進撃から巡航速度に入ったようです、というか得意分野をソフトバンクとイーモバイルに食われはじめたのかもしれませんね。料金と速度の面で。
イーモバイル(イーアクセス)、だれも予想していなかったダイユウサク+熊沢騎手のように師走の競馬場を駆け抜けるかもしれない。(すみませんが妄想です)
(以下、NTTドコモ(N)、au+ツーカー(K)、ソフトバンク(S)、ウイルコム(W)、イーモバイル(E)、NTTドコモPHS(D))
1)2006/03、2006/09、2007/03、2007/09 の契約数
N 51,143,600 52,102,900 52,621,100 52,941,700
K 25,438,500 26,402,500 28,188,300 29,217,200
S 15,209,900 15,307,000 15,908,500 17,052,500
W 3,891,900 4,259,800 4,527,100 4,645,500
D 771,100 605,700 453,100 310,300
E ------- ------- ------- 122,300
2)2005/09-2006/03、2006/04-2006/09、2006/09-2007/03、2007/04-2007/09の契約純増数
N 1,239,400 959,300 518,200 302,600
K 1,207,400 964,000 1,785,800 1,028,900
S 218,400 97,100 601,500 1,144,000
W 454,500 367,900 267,300 118,400
D -215,600 -165,400 -152,600 -142,800
3)契約数に対する増減率(1)と2)より計算)
N 2.42% 1.84% 0.98% 0.57%
K 4.75% 3.65% 6.34% 3.52%
S 1.43% 0.63% 3.78% 6.71%
W 11.68% 8.62% 5.90% 2.55%
D -27.89% -27.30% -33.68% -31.52%
4)2007/04-2007/09における、PHS契約純増数とイーモバイル台数
W 118,400
D -142,800
E 122,300
おおよそイーモバイルの人口カバー率を全体の8割程度としてウイルコムの母数をかけて118400×0.8=94720と考えると、122300/(94720+122300)で、潜在的には対ウイルコムで56.3%程度がイーモバイルのシェアと推定される。前回結果よりシェアはさらに15ポイントほど伸びている。
5)
NTTドコモのPHSが廃止されることになったが、約31万契約残存している。
ドコモの携帯契約数に対して1%弱のインパクト。
このうち、4)の計算から、310300×0.8×0.563=約140000契約が最終的にイーモバイルへ移ると推定する。
6)
ウイルコムの場合、半期で100000契約~200000契約の純増があるので、乱暴に4)の計算とあわせて
150000×0.8×0.563=約67600契約
はイーモバイルでも半年で新規に獲得可能と推定する。
5)と6)より、イーモバイルが年間に獲得できる契約数は329900件と推定。
なので、会社目標の300000件に達するとみられる。机上の計算だがすごい。
★
NTTドコモ、大苦戦ですね。
その完成されたビジネスモデルを、どう変化させていくのでしょうか。ガリバーゆえに、方向転換に時間がかかっているのでしょうか。
KDDI、あいかわらず好調ですね。
ケータイ冬の陣、緒戦は勝利、といったところですが、いきなり消耗戦に入ってよいのでしょうか。仲間由紀恵さんはかわいい。
ソフトバンク、完全に風をつかんだようですね。
ケータイ冬の陣では、ホワイトプラン君の大活躍で勝利でした。夏の陣では、どんな秘策を用意しているのでしょう。やはり、やっほーとの連合軍でくるでしょうね。i-modeやEZWebと同じようなビジネスモデルで勝負はしないでしょう。
ウイルコム、一時の快進撃から巡航速度に入ったようです、というか得意分野をソフトバンクとイーモバイルに食われはじめたのかもしれませんね。料金と速度の面で。
イーモバイル(イーアクセス)、だれも予想していなかったダイユウサク+熊沢騎手のように師走の競馬場を駆け抜けるかもしれない。(すみませんが妄想です)