Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

不動産。

2009-02-21 13:17:32 | ちいき・食・文化
土日になると新聞の折込で不動産広告が山ほどはいっている。
一時期より減ったがそれでもかなりの量である。
値段は一時期より下がったとは思うが、近所の中古物件なんかは自分のイメージより2割くらい高いように感じる。まだまだ下がるようにもおもう。

今購入できるひとはローンでは買うような人ではないだろうからたぶん投資用だろうし、そうだとしたらよっぽど立地のよいものしか売れないのではないか。

最近の広告をウオッチしていると、同じ物件の広告が何社からかでていたり、前から続いている広告がずいぶん多くなった気がする。
駅から遠くて見晴らしのよいところにある「山上憶良」みたいな物件とか、立地条件が中途半端な(各種のアクセスが微妙に不便とか、生活環境として微妙なファクターがある)物件が売れ残っているんだろう。


昭和30~40年代に立てられたニュータウンの再生も一部始まっている。
たてかえの合意ができるまでが一苦労らしい。お年をとって年金暮らしのかたで、「もう立て替えなくてもよい、このまま死ぬまでここに住みたい。」というニーズも多いらしく、ほとんどが立ち退いているが一部の人が退去せずに残っていてゴーストタウンのようにになっているところも見かける。
きわめて難しい問題である。

最近見た例では、立替をする際に、自分達の住む面積を減らしたり、建物の容積率を変えつつ戸数を増やし、一部は外部に販売し立て替え費用に充当したりして今まで住んでいた人の負担がすくなくなるようにしているところもあるようだ。そうすることで立て替え後の住民構成もバランスが取れるように考慮しているようだ。
また、行政も、学校や出先機関の統廃合などにあたり、配慮をしていると聞いている。
住民、デベロッパー、行政機関、政治が協調して取り組む性質の問題だろう。どちらかというと、旧住宅都市整備公団みたいなお役所関係が主導するより、民間の知恵がはいったほうがうまく行く気がする。



コメント
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