もぎたてカーニバル

南港ATCに行く。
大阪の橋下知事が、大阪府庁を移転する、って言い出して話題になったWTCがあるところの隣の施設である。
１５周年だそうだ。
９４年にできたのか。ちょっと遅かったのだろう。ウオーターフロントブームは８０年代末だったような気がする。
交通の便ははっきり言って悪い。
地下鉄とニュートラムの乗り換えが必ず発生するので、大阪近郊からここに出かけるとなると最低でも３回は乗り換えるのではなかろうか。
いくら大阪の地下鉄の駅が地上浅いところにあるとかいっても、乗り換えが多いのはかなわん。

でもちび２号は、プリキュア見たさに一生懸命bambooについてくる。えらい。

観客は、幼児と園児までかな。小学校低学年くらいの子も少し。
プリキュアの格好をした子もいる。気合入っているな～（親の趣味かな？）
大人８００円、幼児７００円の入場料はなんだか高い気もする。前売り買っておけばよかった。
まめにチケットセンター回ればまだどっかに前売りあるだろうけど、めんどい。

入口から、ふたりはプリキュア、プリキュア５GoGo、フレッシュプリキュアなどの等身大のフィギュアが置いてあり、写真撮り放題。もうすこしフィギュアの近くまで行ければ言うことないのだが。そこまでやるときっと破壊されてしまうのだろうから緩衝地帯があるのだろう。
カラオケやダンス、ゲームのコーナーもある。
キュアピーチとかキュアドリームとのふれあいコーナーがあって、いっしょに皆で踊った後に、全員と握手してくれる。
ちび２号もキュアピーチに握手してもらう。
絵の具状のゴムをプリキュアの下絵に貼り付けて、熱するとシート状の絵になるようなものがあり、これは６００円。ちび２号と協同製作し、小一時間かけてつくる。意外と面白かった。
最後にお土産コーナー。ガチャポンもある。

見事に散財する。

楽しかったらしく、家に帰ってからも「私、また、プリキュアに行くんだ」と言っている。
まだしばらくの間、お出かけ時にお父さんが従者をしても、いやな顔とかせんといてください。
よろしくです。

給与賞与のカットって。

給与賞与のカットは本当に腹立たしい。

どこの会社にもいいところ悪いところはあるし、どこにいっても同じような状況だろうとは思ったりもするのだが、本当に我慢すべき性質のものなんだろうか。

前にも書いたと思うのだが、先々の夢というか、改善期待というか、今よりはよくなるという具体的な裏づけがないと、耐えられないのではないか。

経営サイドからみると、自分達で現状を知ること、従業員に対し現状をよく知らしめることは大前提として、自分達で認識した現状について改善計画を練り、それをこういう風に実行していくと、こういう未来になると考えている、ということを正確に伝えておかないといけない。（それの前提となる市場動向分析や自社の財務状態の把握とかいろいろ大変なことはわかるが。）
全体を俯瞰できるような情報をオープンにしてこそ、目先に集中しがちな現場が自分達で軌道修正をすることが可能になるし、全体最適の視点からの業務改善が可能となるだろう。
もはや、個別最適の積み重ねだけではやってはいけない。

政治不信が言われて久しいのは、政治家が現状や未来に対して責任のある発言をだれもしてないからだと思う。企業においても、現状や未来に対して責任のない姿勢というのはこれはもう重大な病気であって、企業存続に関する重大な嫌疑、といえるだろう。

そんな会社も、結構多かったりするのかな。たぶん意外と多いんだろうね。
一般的な言い方をすると、マネジメントに問題のある会社。

よく、自責という考え方をつかって、仕事上における問題（現場仕事から経営まで）の改善案を考えたりするのだが、給与賞与カットに至った諸問題に関しては何ヶ月も自責で考えきたのだがまったく答えがでてこない。
でてくるのは怒りの感情だけ。
家族の生活が圧迫されているという現実が、ひどく耐え難い。

「皆がたいへんだから、我慢しよう」といっているわりには、先に対する明るい見通しも示さず、さらに人員配置の不均衡が改善されなかったりするので、経営層の言葉が、とても軽く、ひどく虚ろに聞こえてしまうのである。

自分がどうすることもできない問題だから、思考停止してほったらかしておいて目先に集中していてもよいのだが。
でも、あきらめたらそこで終わりなので、くじけないことが肝要と思っている。