Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

1月度月報

2011-01-30 22:52:46 | 読書
今月は3冊。

平均して体調不良。まだ咳がでる

===

1.坂の上の雲(5)
2.坂の上の雲(6)
司馬遼太郎さん 文春文庫

5巻目と6巻目は日露戦争の話だ。
生きるか、死ぬか、という究極の状況で生き抜いている人を
描いているだけに、どの人物にも胆力を感じる。
もてる能力を最大限に発揮して生きようとする姿勢には
ある種の潔さを感じる。

しかし、好古が、「この戦争で死んでも本望」なんて
簡単に言ってしまっているあたり、ちょいといや。
縁あってこの世に生まれてきた生命なんだから、あんまり、
粗末にしちゃいけない。


3.小学生のための読解力をつける魔法の本棚
中島克治さん 小学館

(まあ、こどもの直近の成績とか気にならないというと
うそになりますが、)
小学生って、これから長く生きていくための
人間としてのベースをつくっている段階なんだ
と思っています。
なので、読書についても、
5年とか10年後になにか心の中で芽が出ればもうけもの
のような気がします。

この本で一番よかったのは、第6章でしょうか。
以下目次から
====
第6章 子どもの人間力を育むために
・自分の考えをまとめ、言葉にする力を育てる
・自分の意見を発信できる力を育てる
・人の心を感じられる力を育てる
・読解力をつける目的とは
・読書で「考える」基盤づくりを
・子ども時代にこそ、たくさんの読書体験を
====
第7章のブックリストもなかなかよいですね。
低学年中学年向けには、絵や文章の美しさに触れられる本を
推薦してくれています。
人間としてのベースって、そのあたりがコアな気がしますね。


ちび1号やちび2号が、これからどんな経験をしながら
大きくなっていくのか、とてもとても興味があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする