Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

12月度月報

2012-12-31 00:12:31 | 読書
今月は4冊。
今年も昨年同様、週1冊のペースを達成できました。ぱちぱち。
来年もできれば続けたい。

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1.オトナ語の謎。 糸井重里さん ほぼ日刊イトイ新聞 新潮文庫

普段、会社で使っているオトナ言葉に、いといさんの解説がつくと結構わらけてしまう。
章末にティーブレーク的にはさまっている、物語をオトナ語でアレンジするコーナーが特にうける。
桃太郎の件なんか爆笑もの。

アマゾンの書評の、もっとも有用性が高いレビューも笑える。
社会人10年選手とかにうけるだろうな。
1号さんにあげましたが、どうだろう。


2.中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚 中島克治さん 小学館

前作の、「小学生のための・・」のブックリストが大変参考になったため、
こちらも購入。
この本のターゲットは親だろうから、親うけしそうな題名にしてあって、
そういうのちょっと否に感じる親御さんもいるかもしれないのだけれど、
題名は目をつぶってブックリストだけでも目を通してもらえば、
大変参考になること、まちがいなし。


3.とびらの向こうに かんのゆうこさん 岩崎書店

小学校6年生の男子と女子が主人公の連作短編小説です。
不思議な出来事、思春期の不安定さ、透明感がミックスされて
なかなか面白い物語に仕上がっていると思います。

作者自身のこの本の紹介がありました
http://blanclotus.blog.fc2.com/blog-category-5.html

1号さんにあげました。どんな感想やろ。

 
4.青空のルーレット 辻内智貴さん 光文社文庫

心があたたかくなります。
夢を追い求めながら、(生活のために)窓拭きのアルバイトをする青年たちの友情を描きます。
青い色(青空と窓)が映えます。

もう1作「多輝子ちゃん」という作品が入っています。
こちらは高校生女子の初恋物語ですが、ぼくはこちらのほうが気に入りました。
正統派としてハッピーエンドで終わります。

1号さんにあげました。

中年男子が読んでも充分に感動できる作品ですよ(笑)

それではみなさまよいお年を
コメント
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