Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

5月度月報

2013-05-29 23:13:23 | 読書
今月は5冊。
相変わらず仕事は無茶な状況だが、電車の中で割とさらさらと読んでいた気がする。


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1.一億百万光年先に住むウサギ 那須田淳さん 理論社 

主人公の中学生2人の性格が大人っぽいけど、それはそれで素敵。
おしゃれな雰囲気のある本です。
横浜とか鎌倉に土地勘のある人ならさらに楽しめるでしょう。


2.家族の言い訳 森浩美さん 双葉文庫 

あまり考え事をしていないときに読んだからか、すっと心の中にしみてきました。
全体的にきれいな文章なので、涙腺の弱い人向けかな。


3.ネバーランド 恩田陸さん 集英社文庫 

冬休みに、学寮に居残った地方名門男子校の4人組の7日間の物語。
一見快活に見える彼らがかかえるトラウマと、それから開放されて自由になっていく過程を、青春ドラマ風に仕立てています。
みんなちょっと賢すぎる気もしますが、それぐらいでないと話が重くなりすぎるのでしょう。


4.そこに僕はいた 辻仁成さん 新潮文庫

私も地方出身なので、小学生や中学生のときのエピソードはすっと入り込めるところはある。
高校生のときのエピソードは、団塊の世代の人ならもっと入り込めたりするのかな。
さらさらと読めるエッセイ。


5.ねずみ石 大崎梢さん 光文社文庫

これはなかなか読みやすいミステリーですね。謎解きに無理がないです。
人は死んでますが、犯行はずっと前に起こったことになっていてそこは流しているので、私的にはよいです。




以上です
コメント
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