今月は4冊。
僕的にはあたりの本が多いひと月でした
===
1.算数宇宙の冒険 川端裕人さん 実業之日本社文庫
なんと、数学のリーマン予想がファンタジーになっているではありませんか(驚)
複素平面とか虚数とかがばしばしでてきて、これは高校生じゃないと内容理解は厳しいのではないかとは思いますが、
謎解きのところはもうちょい小さい子どもさんでも楽しめるんじゃないかな。
2.図書館の神様 瀬尾まいこさん ちくま文庫
垣内君がいいんだわ。この子ほんとうに高校生か。
「人として」すごくまろやかに熟成している(笑)
最後の演説なんか、青春だわ~。
3.ツナグ 辻村深月さん 新潮文庫
なくなった人と生きている人を「ツナグ」人と、彼にツナイでもらう人々の話です。
1番目、2番目、3番目のストーリーが彼に依頼をする人々の視点からの話で、それぞれ甘いのも辛いのもつらいのも、といったところ。嵐と御園の話はちとつらいなあ。
そして、最後に、「ツナグ」人である歩美の視点のお話。泣けますよ。
なんか、本当にありそうな話に思えてきます。
4.狐笛のかなた 上橋菜穂子さん 新潮文庫
筆者は、人間と獣と神様の世界の境界付近のことを一番豊かに描ける人だと思います。
物質世界とも精神世界ともつかないおぼろげな世界に色を塗ると、こういう作品ができるのではないのでしょうか。
最初に登場人物と地図があるので、それをきちんと頭に入れてからよみましょう。
僕的にはあたりの本が多いひと月でした
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1.算数宇宙の冒険 川端裕人さん 実業之日本社文庫
なんと、数学のリーマン予想がファンタジーになっているではありませんか(驚)
複素平面とか虚数とかがばしばしでてきて、これは高校生じゃないと内容理解は厳しいのではないかとは思いますが、
謎解きのところはもうちょい小さい子どもさんでも楽しめるんじゃないかな。
2.図書館の神様 瀬尾まいこさん ちくま文庫
垣内君がいいんだわ。この子ほんとうに高校生か。
「人として」すごくまろやかに熟成している(笑)
最後の演説なんか、青春だわ~。
3.ツナグ 辻村深月さん 新潮文庫
なくなった人と生きている人を「ツナグ」人と、彼にツナイでもらう人々の話です。
1番目、2番目、3番目のストーリーが彼に依頼をする人々の視点からの話で、それぞれ甘いのも辛いのもつらいのも、といったところ。嵐と御園の話はちとつらいなあ。
そして、最後に、「ツナグ」人である歩美の視点のお話。泣けますよ。
なんか、本当にありそうな話に思えてきます。
4.狐笛のかなた 上橋菜穂子さん 新潮文庫
筆者は、人間と獣と神様の世界の境界付近のことを一番豊かに描ける人だと思います。
物質世界とも精神世界ともつかないおぼろげな世界に色を塗ると、こういう作品ができるのではないのでしょうか。
最初に登場人物と地図があるので、それをきちんと頭に入れてからよみましょう。