Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

「残業代ゼロ」法案。

2014-07-03 00:00:00 | つれづれ
(以下、bambooさんの個人的感想。)

国際的にみて日本のホワイトカラーの労働生産性が低いのが問題意識であり、その解決策がこれらしいが。
だめだな~これ。アウト。


裁量労働でもって効率化・生産性向上をはかろうって、もっともらしく聞こえるんだけど、
(経営側に)よっぽどの歯止めをかけておかないと、
経営側が(立場的にも経験的にも)裁量できない人に裁量労働制をおしつけて、
企業全体のサラリーキャップに使われるのは目に見えている気がします。
職種によっては、この内容で何円、って決められないもの、相当数あるようにおもうんだけどなあ。
上から「これで。」って言われたら、弱い立場だと「はい」ってうなづくしかないじゃん。そうなると、会社として最終的には縮小均衡の道しか残らないのではないか。


それよりも、会社の仕事のしくみの分析・改善のためのコンサル的事業を立ち上げ、予算を重点的につけてもらって多くの中小企業をサポートできるようにし、それぞれの企業にはしくみの改善で浮いた時間を創造的なことに使ってイノベーションを目指してもらったほうが、まだ夢がある気がするんだが。


===


某ブ○ック企業の経営者が、24時間はたらけって言っている(おもっている)のは、経営者の立場としてそう言うのはわかる気がする。
24時間会社の存続を考えている経営者から見れば、会社にいるときだけ(12時間なり、16時間なり)がんばっている一般社員を見ても、きっとものたりなくおもっているんだろう。
でも、実際にそう思えたり働けたりする一般社員は、何もその会社に所属して(安い給料で)がんばる意味はあまりないとおもう。それより、自分が社長になって自分のために儲ける道を選択するほうがはるかに夢があるとおもう。

コメント
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