Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

11月度月報

2015-11-29 23:09:47 | 読書
今月は5冊。


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1.公開処刑人 森のくまさん 堀内公太郎さん 宝島社文庫

テンポよく話がすすみます。さくさく読めます。
いじめとかネット掲示板とか闇の世界にスポットがあたっていて今風な感じです。
犯人は途中でわかっちゃうかも。
明日香の変身ぶりがちょっと怖いなー。

2.チーム(上) 吉野万里子さん 小学館文庫
3.チーム(中)
4.チーム(下)

卓球少年少女たちの部活スポーツ小説。
主人公たちの、小学生から高校生までの成長を描きます。

もともとは6つの物語で、内容が結構てんこ盛りなんですが、筋がしっかりしているので飽きずに読めます。

チームふたり 東小男子卓球部キャプテン6年の大地君の物語。5年の純君とダブルスを組みます。
チームあした 6年生になった純君の物語。新しいコーチがやってきて、5年の広海君と男子ダブルス、4年のミチルちゃんと混合ダブルスを組む。

チームひとり これは広海君のお話。広海君視点でコーチや純君、大地君の妹の陽子ちゃんの姿を描きます。
チームあかり 東小女子卓球部キャプテンになったミチルちゃんのお話。ぜんそく持ちで体のよわい彼女が仲間に助けられながら成長していきます。大地の妹の陽子ちゃんとダブルスを組みます。

チームみらい クラブチームに活躍の舞台を移した陽子ちゃんのお話。なんと、宿敵だった美月ちゃんと女子ダブルスを組みます。
チームつばさ 主人公たちがそれぞれ高校でチャレンジを続けていくお話。ミチルのお姉さんのルリ、純と大地と広海、陽子、それぞれの世界が生き生きと描かれます。

自分が読むと、近所の子どもたちの成長を見守るおじさん視点になってしまう(笑)

でもね、小学生でチキータ打つって相当なレベルやな。


5.雲の王 川端裕人さん 集英社文庫

すごいなあ、気象エンタメ小説だっ。
科学的にもガチに勝負してますわ。さすが川端さん。

個人的に、紀伊半島とか房総半島の奥のほうって、ここ1000年くらいかわっていない感じがします。
房総半島の南に主人公の出身地「雲の一族の里」があっても不思議じゃない感じがします。ナイス土地勘。


以上です
コメント
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