Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

9月度月報

2017-10-02 09:58:53 | 読書
9月度月報

すっかり失念していました。暑くても暑くなくても呆けているようです。
9月は6冊読みました。
1月からの累計は48冊。


===

1.朧月市市役所妖怪課 号泣箱女 青柳碧人さん 角川文庫

敗戦時に、GHQの命令で日本中の妖怪がある一箇所に封じられている、
という設定が面白すぎます。
超自然と日常が渾然一体になっているのって個人的に好きだ。

2.朧月市市役所妖怪課 妖怪どもが夢のあと 青柳碧人さん 角川文庫

妖怪(長屋歪)も死んじゃうんだな。これは悲しかった。
恋物語はご馳走様って感じ。

3.綾志別町役場妖怪課 暗闇コサックダンス 青柳碧人さん 角川文庫

こっちはねえ、スターリンが排除したおろしや国の妖怪が封じられている
北海道のある村、という設定。よく考えるなあ(すごい)


4.判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 青柳碧人さん 角川文庫

裁判がテレビ中継されエンターテインメント化された近未来の日本を描きます。
そこで生まれた裁判アイドル(裁ドル)CSB法廷8。
このだじゃれを伝えたいために作者はがんばったような気がします。笑
中身はねえ、裁判員制度について結構考えさせられるよ。

5.終電の神様 阿川大樹さん 実業之日本社文庫

電車の緊急停止、がキーワードになる7つの短編集。
短編それぞれに違った味わいがあり、いろいろ楽しめます。
(最後に全部つながったりはしないです)
はさみの話は超泣けます。

6.まほろ駅前狂騒曲 三浦しをんさん 文春文庫

あ゛ー、終わってしまうー
まほろシリーズ(多田便利軒)の最終話です。
さて、多田くんと行天くんのこころの闇は少しは晴れたのでしょうか。

行天くんのように、僕も筋トレしてみようかな(笑)


以上です
コメント
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