Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

教員養成フラッグシップ大学が決まりました。

2022-03-29 00:00:00 | こども・教育
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半月ぐらい前に、文科省から発表がでてました。
https://www.mext.go.jp/content/20220308-mxt_kyoikujinzai02-000017343_2.pdf

4つの大学が選ばれました。

期待していた学校の中で、
大阪教育大学と兵庫教育大学が選ばれましたので、
上記PDFにでていたそれぞれの学校の絵をみてのちょっと細かい感想を。

大阪教育大学は、ダイバーシティ教育の話が大きいのかな。

ブレイディみかこさんの本に書いてあるようなことが日本で実現できるような感じになったら素敵ですね。
大阪はいろんなルーツを持った人が多いと思うので、まず先駆けになるのは良いと感じます。
地元教育委員会との連携などとかいてもあるので、義務教育の範囲からのダイバーシティ教育であったりするのでしょう。たぶん。
また、大規模な研修の仕組み(大阪アドバンスト・ラーニング・センター)を作っていくという目標があります。
これは先が長いと思いますが、連合教職大学院の授業科目群と統合した仕組みをつくると言っておられるので、
進学においても色々変化がでてくると思われます。
6年一貫の教員養成コースができるなら、そこで学べる内容がどんなものになるのか、大変期待しています。
また、就職ともリンクする(気象大学校とか防衛大学校のように卒業後の職がきまっている)のであれば、
学生さんの人気も爆上げになる予感。
ただ、大規模な研修の仕組みをシステム化するにあたって、
個々の要件の積み上げみたいなことをしていったら、結局あれもこれもってなって、
限られた期間ではまとまらなくなる気がするので、ラピッドプロトタイピングでちゃっちゃと進めてほしい。
あと、ダイバーシティに関しては、政治的な立場からの割り込みの排除を希望します。
大臣とか知事とか市長は静かにしてること(笑)

兵庫教育大学は、STAEM教育のウエートが高いのかな。

面白いのは、アジャイル開発という、ソフトウエアの手法をつかってカリキュラムを作っていく予定とのこと。
これはうまくいけば、かなり早く色んなことが前に進むんじゃないかな。
以前から岡山大学とか鳴門教育大学とかと連携して専門職大学院を運営していると思います。
そういった、強い専門をもった人にSTAEM教育を推進できるように理屈やノウハウをどんどん伝授し、
(学生のうちから)実践する機会を多くとれるように頑張ってほしいです。
理系の素養を深めた先生から、小学校高学年で教科横断型の学びを受ける・サポートしてもらうのって、
実に素敵なことだと思うので、ぜひとも、小学校の先生向けに適用していってほしいです。
また、ちょろっとインクルーシブ教育の話もでていますね。
障がいのある子どもさんたちに対しても、小学校から教科横断型の学びを一緒にできるように環境を整えていくことも期待したい。
他には、専門性の強化というキーワードがありますね。
他大学の理系学部に受け入れてもらえる連携校を増やしたり、
国の研究所と連携協定を結んだりして院生を受け入れてもらうなど頑張ってほしいです。
5年一貫って、大学の教育課程として具体的にどういう改革をされるのか見えません。早く知りたい。来年の募集要項待ちかな。
また、兵庫教育大学は割と校種を横断して免許が取れると認識しているので、
そのあたり某私立大学並みに4校種とれるようになるとかを期待します。
今でも、教員免許なしの人を専門職大学院でうけいれ、教員免許を新規に取れるようにしてくれていますが、これは絶対続けてほしいです。
好き勝手書きました(笑)
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