Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

いいニュースがふたつ。

2022-09-28 21:20:21 | つれづれ
両方ともお薬のはなし。

1.エーザイがアルツハイマー病の治療薬を申請する方向とのこと
https://news.yahoo.co.jp/articles/05feb85b54f9faeea84c5da9c33e78f59086794f
から引用
======引用ここから
製薬大手エーザイは28日、開発中の新しいアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、最終の臨床試験(治験)の結果を自社で解析し、「統計学的に高度に有意な結果を達成した」と発表した。会社として薬の有効性を確認できたとして、今年度内に日米欧の当局に承認を申請する方針。最終的には各国・地域の規制当局が安全性や有効性を審査し、承認するかどうかを判断する。

 エーザイが米バイオジェンと共同開発するレカネマブは、別の治験の結果をもとに迅速承認制度を使ったルートで米当局に承認申請をしており、来年1月6日までに結果が出る予定だ。ただ、迅速承認では、高齢者向けの保険が適用されず、普及は難しい。会社側は「フル承認」と呼ばれる正式な承認をめざしており、今回、フル承認に向けた最終治験の結果を発表した。

 今回の治験は、早期のアルツハイマー病患者などを対象に、日米欧で約1800人に実施した。薬を18カ月間投与した結果、記憶など認知症の程度を評価するスコアの悪化が、偽薬を投与したグループに比べて27%抑えられたという。今後、詳しい解析結果を学会や論文で発表するという。

朝日新聞社
======引用ここまで

2.塩野義が開発中のコロナの飲み薬について、臨床試験で効果が確認できたと言っていること

https://news.yahoo.co.jp/articles/09d049a75a216222446f505e984125d866bc2159
から引用
======引用ここから
新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」を開発する塩野義製薬は28日、最終段階の臨床試験(治験)で効果を確認できたという解析速報を公表した。オミクロン株に特徴的な症状の消失までの時間が偽薬投与群に比べて短いことが確認できたという。事前に目標に設定していた主要評価項目を達成することになり、同社は厚生労働省への承認申請に向けて審査機関との協議を進める。

最終段階の治験は今年2月から7月まで、日本や韓国、ベトナムで12歳から70歳未満の患者1821人を対象に実施し、薬を服用するグループと偽薬のグループを比較。主な解析対象者約千人での有効性は、症状消失までの時間が、偽薬投与群に比べて短いことが統計的有意差をもって確認できた。

同社によると、症状改善を示した治験結果としては世界で初めて。安全性については重大な有害事象はなかったという。

塩野義はこれまで、中間段階の治験の結果を用いて日本国内での緊急承認制度の活用を目指してきたが、厚労省が7月に開いた専門家による会議で承認は見送られ、継続審議となっている。中間段階の治験では、設定していた目標の一つであるコロナに特徴的な12症状すべての改善が確認できなかった。新型コロナは株によって症状の出方が異なることから、最終段階の治験では、症状改善効果を評価するのではなく、症状消失までの時間を比較する目標設定をしていた。

産経新聞社
======引用ここまで

いいニュースだと思うよ。早く承認してほしいなあ。

まじないや祈祷や気力で病気が治ることはない。科学技術万歳。
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