Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

9月度月報

2006-09-30 18:56:21 | 読書
今月は塩野七生さん。

1.ローマ人の物語 危機と克服(上)21
2.ローマ人の物語 危機と克服(中)22
3.ローマ人の物語 危機と克服(下)23

あまり世界史では習わないところかもしれない。
ネロ帝が自害したあとの混乱から、いわゆる五賢帝時代、へいたるまでの時代(紀元68年~96年)を述べている。
(もっとも、塩野さんは、五賢帝だけが賢いのかという疑問をもっておられるよう。「五賢帝」と記録を残したタキトゥスに対して、セクシーな男ではない、と判断されているようだ。)
塩野女史の本は、ルネサンスものも大変おもしろい。

歴史というと、シーザーやアウグストゥスなどの英雄を思い浮かべるが、実際はその政治システムの構築なり、運用なり、改善の地道な継続であったとおもう。
ローマは覇権を握ったが、敗者も自分達の中にとりこみ同化することで、1000年以上もの隆盛を誇った。
統治システムにほころびが生じていたときに、英雄ではない人たちがどのように危機に対して対応していったのか、という点で今を生きる我々にも参考になるだろう。
異色な歴史本である。

「人間にとっての最上の幸運とは、自分のためにやったことが自分の属する共同体のためになること、つまり私益と公益が一致することにある」
との塩野女史の指摘は、まったくもって正しいと思う。
新卒のときに就職試験を受けた会社の面接官さんが、これと似たようなことを言っていた。
そのとき、その面接官さんを人間として信頼できる、と感じたことを思い出した。
風の便りで、その人は異国の地で大変な苦労をされたと聞いたが、今どうされているのだろうか。
こういったかたが、評価されるような社会であって欲しい。
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みみの中のごみ

2006-09-29 23:58:33 | こども・教育
ある日bambooは、ちび1号の耳の中を見ていた。
えらい汚い。
粘着綿棒をもってしてもとれない巨大耳垢がある。
何回か粘ったが、とれないので反対側をみる。
なんだか白い米粒のようなものが奥にはいっている。
こりゃあかん。耳鼻科だ。

そして数日後、耳鼻科にいったちび1号。
耳の中の巨大耳垢をお医者さんが悪戦苦闘の結果、除去。
反対の耳の中をのぞく。

せんせ「あれ、すっごい奥に、たしかになんかあるね」

吸い出す。
白胡麻。

せんせ「しかし、よくこんな奥にあるの見つけたね(素人さんが良く見つけたね)」
かあさんめんどり「だんなは、耳の中のぞくの趣味なんで・・・」
わたしはへ○たいか?

それにしても、なんで白胡麻が耳に入った?
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父に聞いてみたいこと

2006-09-28 23:00:59 | つれづれ
父は9年前に癌でなくなりました。

ビジネスの場面で、父だったらどう考えるのだろう。と思うことがよくあります。
最終的には転職しつつ1国1城の主になった人なんですが、「1つの会社に長く勤めるほうがよい、転職はしないほうがよい」といった貴方の言葉の真意はどこにあったのでしょう。
そういったことすべて、もう聞くことはできないのが、とても残念です。

父の短気な性格を私はかなり受け継いでしまったようで、すぐに子供に怒るのは半分遺伝のせいだと思ってます。
私は、これが治るのか、治せるのか、心配なのです。
父が生きていたら、いま一番聞いてみたいです。

かあさんめんどりは、多分治らないよ、といいます。
わたしは、どうにかできるのならどうにかしたいと考えています。
以前と比べたら、だいぶ自分を受け入れられるようにはなりましたが、そういう怒る自分は好きになれないので。

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駒集めゲーム?

2006-09-27 00:32:00 | こども・教育
この前珍しくちび1号の起きている時間帯に帰宅したので1局つきあった。

すぐに負けて終わりにしよう、と思うのになかなか終わらない。
そのうちbambooの王様はまるはだか。

あれ、ちび1号の手元に金が4枚ある。銀も2枚ある。
あれれ、もう詰みなのに、関係ない銀を追いかけまわしている。

「ぼくわぁ、金と銀が好きなんだよぉ」
なんか勘違いしているぞ。将棋は王様を取るゲームだ。
一人でやってるうちにルール忘れたか?ちび1号よ。


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教育バウチャー制度?

2006-09-25 22:37:23 | こども・教育
(お題目変更しました。初等学校の選択制?=>教育バウチャー制度?)

なんか、へんな案を言ってますね。
 
教育全体で、どういうニーズに対してどのように対応していくのか。機会の均等と結果の均等は違います。
たとえばエリート層の育成とか、ドイツのマイスター制の導入とか、自分達のような一般人向けの教育とか、複線の進路とそれらの乗り換え方法を用意した上での、初等学校の選択制であるとするなら意味はわかります。
それらの議論をせずに、単に初等学校だけ選択できたとしても(安い費用で、教育を受ける権利を保証するといっても)その後の進路について現状通りであるなら、場当たり的な対応のようにおもいまする。
 
親心とすれば、荒れていない学校であればそれだけでよく、変な特色を出してもらわなくて構わないです。
地元が荒れていない学校であればよい、というのが一番正直なところで、それ以上も以下も必要ないです。
 
戦前の反省、とって個性の発揮に流れて、それで行き詰まったらゆとり教育をやってみて、その後は管理強化だの道徳教育だの国家国旗だのとなって、それでまた行き詰まりかけているので競争原理の導入という、なんだか極端なことばかりやっている気がします。
どうもこの分野で声の大きい人は、極端な方向が好きなようですね。
 
自分の意見を通すために、徒党を組んで職員室に押しかけるような親もいたり、参観日におしゃべりしまくって携帯をピーピー鳴らしている親もいるそうですが、学校制度をどうこうよりも、まずそういった親のほうがまず姿勢を正すのが先だと思います。
(先生達にも、中には破廉恥だったり、やる気のない人たちもいるでしょうが、わたしはそれよりも親達のほうが姿勢を正すのが先の気がするのです。にわとりかたまごか、という話ではなく、自分がまず人の子の親だからです。)
選択制にしてしまうと、こういう声の大きい人たちの声のほうに流れる学校も多くなってしまうのではないか、と心配に思います。
 
ちび達のために、どんな風にしてあげられるのか、これからの自分達の課題です。
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デフレスパイラル

2006-09-24 14:12:34 | マネー
世の中はまだまだデフレだと思いますわ。

今まで3日かかっていた仕事が、技術の進歩で1日でおわるようになると、極端な話、値段も3分の1になります。これじゃ、中小企業はたまんないべさ。

じゃ、なにすんの、と言うと、新技術とか新製品の開発をして、オンリーワンになろう、価格を自分の所でコントロールできるようなものを作ろう、という話になるんだけど、1中小企業で開発費として負担できる金額は限られるし、人も限られるのですよね。

これらを更に回避するには、何社かまとまって、さらに大学など巻き込んで、共同開発しよう、と言うことになります。
こういうときは国の補助金がついたりするんだけど、共同開発が終了した時点では、大手がより低コストなものを出していたりするんですよ。これが。そんなんで、結局売れないんですよね。したら、補助金をだした国は怒ります。だって、しゃーないしょ。
そしてものの値段は下がり続け、忙しさだけがUPします。

これがbambooの考えるデフレスパイラル。

いつまでたっても、らくにならざり、じっと手をみる。って感じ。
それでもなんとかみんなそれぞれやってるんですけど、どうしていったらよいものか。
きっと経営に携わる人は頭の痛いことでしょう。
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どこの言葉なんだろう?

2006-09-23 01:30:01 | こども・教育
ちび2号は、よくしゃべります。

何を言っているのかほとんどわかりませんが、あいづちをうっていると延々としゃべっています。

たまになんかヨーロッパ言語のように聞こえるので、合いの手であざぶじゅばぁん(麻布十番。古っ。)なんて言ってみたりもしますが、通じないようです

赤ちゃん版バウリンガルみたいなのが欲しいですね。5000円くらいならすぐに買う。

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なんとかやりますが。

2006-09-21 00:54:32 | 仕事・育成・転職
最近大変忙しいです。

その職制でしかできないことを処理できるので、中間管理職は給料が少しだけ高い、と思ってます。

それが、現状は必ずしも私である必要がないと思われる仕事が割り込みで持ち込まれ、それの処理で多くの時間がなくなっていきます。(適当に後回しにもしてるんだけどねぇ)
なんとか、自分でできることは自分でやるように仕向けられないかな?
自分でできないことはフォローせんとしょうがないんだけど。

お客様にきちんと説明、調整しなきゃいけないことを処理するために、まとまった検討時間が欲しいですね。そのためにコストをかけたいですよ。

こういうシチュエーションは何回も経験しているのですが、それでも、割り切れなくて、なんだかな~って思って悪態つくときもありまする。
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ぼやくちび1号

2006-09-20 00:31:55 | こども・教育
暑くなくなったので、久しぶりにちび1号を公園に連れ出した。自転車も乗っていった。

公園で幼稚園のお友達にあう。テンションがガーッとあがる。

見晴らしのよい、さる山のてっぺんで監視しよう。

追っかけっこがおわると、自転車で競争をはじめた。
なんだ1号、遅いぞ。あれ、ムキになってる。
まあ、幼稚園児だし、周りにちっちゃい子いないし。まあいっか。
あれ、長い下り坂に行った。こりゃまずい。

さる山から全力疾走で追いかけるbamboo。ものすごい速度で遠ざかるちび1号。

そして、自転車はすべて死角へ。
しばしの沈黙。
うちの子以外の自転車は無事に通過。

到着すると、お約束のようにこけてた。結構激しい擦り傷。号泣するちび1号。

ちび1号の泣きながらのコメント。「なんでぼくだけこうなるんだよぉ」
bamboo「だって、どんくさいからだよぉ。ブレーキかけろよ。(きっと遺伝だ。ごめんよ。)」

競争には向かない子。

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2号はじめてあるく。

2006-09-18 08:54:32 | こども・教育
太古の人類が4足歩行から2足歩行になったように、ちび2号もはじめの1歩をしるしました。人類の進化の再現ですね。

もっとも、ちび2号はいざる(すわったままジャンプしながら移動する)子だったので、4足歩行から2足歩行というよりは、おすわりから歩行するようになった感じもします。
それにしても、歩いた時のうれしそうな顔。

これは1号もそうでしたが、こういうときは、なにか脳内で合体キットがガチョーンとくっつくのでしょうね。そのとき脳内麻薬大放出みたいな。
これから、もっともっと楽しいことがあると思うよ。ちび2号ちゃん。
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