今月は2冊。
PCで起きた流れはいつかはモバイルのほうにくる、という話を前にも紹介しましたが、現在はケータイ通販にビックウエーブが来ているようです。
また、ネット動画の世界も、ブロードバンドの進展に伴い大きな変化が起きているようです。
ケータイが、電機ガス水道に並ぶようなインフラになるのか、変化のきざしはどうか、というところを知りたくて読みました。
===
1.モバイル大変革時代のケータイ通販ビジネス 柿尾正之、片岡俊行、両国さくら、田中裕子著 翔泳社
第2章の片岡さんの分析が興味深かったですね。
ケータイの本質的な価値はなにか、という点を掘り下げて分析しているのは参考になります。また、実際に売れているケータイサイトの分析、そしてなんでケータイのように小さな画面で商品を買うのか、PCインターネットでの変化がモバイルにはどのように波及するのか、しないのかについての分析もおもしろかったです。
ケータイ通販の主力顧客であるところの若年層、20代30代の場合は、3年とか5年の時間の経過が、ライフスタイル自体を変えてしまうというのはその通りだとおもいますし、ここをターゲットに商売をするときの立ち位置の難しさ、というのが感じられました。
第3章は、DeNAとか楽天の例がつらつらと出ていました。南場社長や三木谷社長は眼力(めじから)がありますよね。素敵。
===
2.リッチコンテンツ・マーケティングの時代 日経BP社 nikkei BPnet編
先月読んだネット未来地図のつづきでこの分野を勉強しています。
インターネットとケータイとテレビと雑誌のビジネス上の接点のひとつがリッチな動画コンテンツであったりします。
いままではリッチコンテンツが流せるのはテレビだけであったのですが、ブロードバンドの進展でインターネットでもそれが可能になり、テレビや雑誌側での今までの収益モデルが成り立たなくなってきています。
さらにいつでも手元にあるケータイがこの変化にどのように積極的にからんでくるのかで、大きな産業構造の変化が発生するのではないか、とbambooは妄想しております。
日本がこの分野で世界で勝負できる可能性があるのはネットとケータイと感じています。
勝負できるネタは何なのか、どう磨くか、にみんな必死になって挑戦しているのでしょう。
PCで起きた流れはいつかはモバイルのほうにくる、という話を前にも紹介しましたが、現在はケータイ通販にビックウエーブが来ているようです。
また、ネット動画の世界も、ブロードバンドの進展に伴い大きな変化が起きているようです。
ケータイが、電機ガス水道に並ぶようなインフラになるのか、変化のきざしはどうか、というところを知りたくて読みました。
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1.モバイル大変革時代のケータイ通販ビジネス 柿尾正之、片岡俊行、両国さくら、田中裕子著 翔泳社
第2章の片岡さんの分析が興味深かったですね。
ケータイの本質的な価値はなにか、という点を掘り下げて分析しているのは参考になります。また、実際に売れているケータイサイトの分析、そしてなんでケータイのように小さな画面で商品を買うのか、PCインターネットでの変化がモバイルにはどのように波及するのか、しないのかについての分析もおもしろかったです。
ケータイ通販の主力顧客であるところの若年層、20代30代の場合は、3年とか5年の時間の経過が、ライフスタイル自体を変えてしまうというのはその通りだとおもいますし、ここをターゲットに商売をするときの立ち位置の難しさ、というのが感じられました。
第3章は、DeNAとか楽天の例がつらつらと出ていました。南場社長や三木谷社長は眼力(めじから)がありますよね。素敵。
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2.リッチコンテンツ・マーケティングの時代 日経BP社 nikkei BPnet編
先月読んだネット未来地図のつづきでこの分野を勉強しています。
インターネットとケータイとテレビと雑誌のビジネス上の接点のひとつがリッチな動画コンテンツであったりします。
いままではリッチコンテンツが流せるのはテレビだけであったのですが、ブロードバンドの進展でインターネットでもそれが可能になり、テレビや雑誌側での今までの収益モデルが成り立たなくなってきています。
さらにいつでも手元にあるケータイがこの変化にどのように積極的にからんでくるのかで、大きな産業構造の変化が発生するのではないか、とbambooは妄想しております。
日本がこの分野で世界で勝負できる可能性があるのはネットとケータイと感じています。
勝負できるネタは何なのか、どう磨くか、にみんな必死になって挑戦しているのでしょう。