はやぶさ 地球帰還へ挑戦、2月にエンジン再起動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000016-maip-soci
以下引用
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05年に世界初の小惑星着陸を果たした宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が2月初旬、地球帰還を目指し航行用のメーンエンジンを再起動させる。3台ある姿勢制御装置のうち2台が壊れるなど“満身創痍(そうい)”のはやぶさだが、予定より3年遅れとなる来年6月の帰還に向け、往復三十数億キロに及ぶ長旅の最後のステップに挑む。
はやぶさは03年5月に打ち上げられた。05年11月、火星と地球の間を回る小惑星イトカワに着陸し、表面の岩石採取を試みた。だが、直後に姿勢制御に使う燃料がすべて漏れるなど、いくつものトラブルに見舞われた。
JAXAは07年の予定だった帰還を3年遅らせ、太陽光のわずかな圧力を使う新しい姿勢制御法を編み出すなど、懸命の努力で帰還の道を模索した。07年10月からはメーンエンジンの電気推進エンジンを切り、動力を使わずに飛行していた。
プロジェクトを率いる川口淳一郎・JAXA教授は「やるべきことはやった。残り1個の姿勢制御装置は想定時間を大幅に超えて動かしているので楽観はできないが、この装置が無事なら帰ってこられるはずだ」と話す。
はやぶさは現在、地球から約3億キロのかなたを航行中。予定では10年6月に地球付近に到達し、高度数万キロで帰還用カプセルを切り離し、豪州の砂漠に向けて落下させる。
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<はやぶさ>エンジン再起動成功 軌道を地球に向け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000119-mai-soci
以下引用
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、世界初の小惑星の岩石採取に挑戦した探査機「はやぶさ」が、地球帰還に向けたメーンエンジンの再起動に成功したと発表した。同日午前11時ごろ(日本時間)、4基あるエンジンのうち1基を再起動し、同35分、正常に動いていることを確認した。はやぶさは軌道を地球に向けて変え、順調にいけば来年6月、地球付近に戻る予定だ。
はやぶさのメーンエンジンは、電気推進の「イオンエンジン」。燃費がよく長距離の航行に耐えられる。これまでに設計寿命(1万4000時間)を大きく超え、3万1000時間稼働している。
はやぶさは03年に打ち上げられ、05年11月、地球と火星の間を回る小惑星イトカワに着陸。表面の岩石採取を2度試みた。現在、地球から約3億キロのかなたを航行している。姿勢制御装置3台のうち2台が壊れ、姿勢制御に使う燃料がすべて漏れるなどのトラブルに見舞われたが、イオンエンジンの燃料となるキセノンは地球帰還に必要な量があるという。
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(bambooコメント)
実にすばらしいではないですか。「新しい姿勢制御法を編み出す」なんで、日本版アポロサーティーンですね(※)。
設計寿命の2倍を超えて動いているエンジンなんて、泣けてくるじゃありませんか。
戻ってこられて、小惑星イトカワのかけらの採取に成功していれば奇跡ですね。かなり野心的な計画なので、関係者の皆さんの努力がなんとか報われることを望みます。
(※)
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CA0000645
映画にもなっています。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10987/